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北区のデジタル化・AI導入補助金2026|区独自制度・都・国の補助金

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北区には、区内中小企業がデジタル技術を導入する費用を補助する区独自の「中小企業デジタル化等支援事業補助金」(補助率2/3以内・最大300万円)があります。ただし2026年9月11日時点で令和8年度分の交付申請受付はすでに終了しており(提出期限2026年5月8日)、この補助金は事前に区の専門家伴走支援を受けて提案書を取得した事業者だけが対象という条件付きの制度です。次回の伴走支援・補助金の募集時期は北区公式サイトに確認できません。今すぐ動ける選択肢は、(1)東京都中小企業デジタル導入促進補助事業(最大150万円・助成率1/2〜2/3、令和8年度第2回は9月頃受付予定)、(2)デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金、通常枠は最大450万円・インボイス枠は最大350万円、5次締切は2026年9月29日)の2つです。商店街として取り組む場合は「がんばる商店街支援事業」でIT機能強化事業も対象になり得ますが、個店単独では申請できません。最新の募集状況は必ず各公式サイトでご確認ください。

北区で使えるデジタル化・AI導入補助金の全体像(2026年9月11日時点)

「北区でAI・デジタル化の補助金を使いたい」と探している中小企業・個人事業主の方へ、2026年9月11日時点で北区公式サイト・東京都中小企業振興公社・国のデジタル化・AI導入補助金2026公式サイトを確認して整理した最新情報をお伝えします。王子・赤羽・十条・田端・滝野川など区内各地に多様な業種の中小企業が集まる北区には、実は「中小企業デジタル化等支援事業補助金」という区独自のデジタル化専用の補助金制度があります。他区にはあまり例がないIT・デジタル専用の区補助金ですが、2026年9月11日時点では令和8年度(2026年度)分の交付申請受付がすでに終了しており、今から新規に申し込むことはできません。今すぐ動ける選択肢としては、主に東京都中小企業デジタル導入促進補助事業と国のデジタル化・AI導入補助金2026の2つになります。

制度運営主体2026年9月11日時点の状況補助率・上限額の目安
中小企業デジタル化等支援事業補助金北区(産業振興課)令和8年度分は受付終了(提出期限2026年5月8日)2/3以内・最大300万円
中小企業デジタル導入促進補助事業東京都中小企業振興公社第1回終了・第2回は令和8年9月頃受付予定1/2以内(小規模企業者等は2/3以内)・最大150万円
デジタル化・AI導入補助金2026(通常枠)中小企業庁(中小機構)5次締切分:2026年9月29日17:001/2以内(賃上げ要件で2/3以内)・最大450万円
デジタル化・AI導入補助金2026(インボイス枠)中小企業庁(中小機構)5次締切分:2026年9月29日17:003/4〜4/5以内(ソフト部分)・最大350万円

2026年9月11日時点で確認できる範囲

  • 北区には中小企業のデジタル化を支援する区独自の補助金「中小企業デジタル化等支援事業補助金」があります。ただし令和8年度分の交付申請受付は2026年5月8日17時で締め切られています。
  • この補助金は、事前に「北区デジタル化等支援事業」の専門家伴走支援(半年程度)を受け、提案書を取得した事業者だけが対象です。誰でもすぐ申請できる制度ではありません。令和8年度の伴走支援の新規受付も2026年9月11日時点ですでに終了しています。
  • 今すぐ動ける制度は、東京都中小企業デジタル導入促進補助事業と国のデジタル化・AI導入補助金2026です。
  • 北区でホームページ制作費の補助金を探している場合は、本サイトの別記事「北区のホームページ制作補助金2026」もあわせてご確認ください。

以下では、北区独自の中小企業デジタル化等支援事業補助金の仕組みと次回募集の見通し、商店街向けの関連制度、東京都・国の制度の詳細、申請ステップ、北区の中小企業に多い活用パターンの順に解説します。

北区独自「中小企業デジタル化等支援事業補助金」は伴走支援とセット(令和8年度は受付終了)

北区産業経済文化部産業振興課が所管する中小企業デジタル化等支援事業補助金は、区内中小企業者・個人事業者が自社業務の生産性向上や販路拡大のためにデジタル技術等を導入する費用の一部を補助する、北区独自の制度です(出典:北区公式サイト「中小企業デジタル化等支援事業補助金」、更新日:2026年4月17日)。ソフトウェア・機械装置・クラウドサービスなど幅広いデジタル技術が対象になり得る、区内では珍しいIT・デジタル専用の補助制度です。

誰でもすぐ申請できる制度ではない

この補助金の補助要件の一つは「北区デジタル化等支援事業による専門家の伴走支援を受け、専門家による提案書を取得していること」です。伴走支援を受けずにデジタルツールを購入しても対象にはなりません。令和8年度(2026年度)分の補助金は、令和7年度(2025年度)の伴走支援に参加した事業者が対象で、交付申請書類の提出期限は2026年5月8日17時(期限厳守)でした。2026年9月11日時点ではすでに受付を終了しています。

伴走支援(次年度補助金の前提)も令和8年度分は受付終了

この補助金の前提となる伴走支援事業「北区デジタル化等支援事業」は、区が株式会社フォーバルに委託して実施しています(出典:北区公式サイト「中小企業デジタル化等支援事業」、更新日:2026年8月20日)。令和8年度は、セミナー「稼げる企業になるための今やるべきデジタル戦略」(2026年6月4日開催)への参加者から伴走支援の希望を募る形で実施され、支援対象は7社程度でした。専門家による伴走支援はSTEP1(現状把握と課題整理)からSTEP4(ITツール活用・効果測定)までの4段階で、期間は半年程度です。2026年9月11日時点で、公式サイトには「専門家による伴走支援(※受付は終了しました)」と明記されており、令和8年度分の新規受付はすでに終了しています。次回(令和9年度)の伴走支援・補助金の募集時期は2026年9月11日時点で北区公式サイトに確認できません。問い合わせ先は産業振興課経営支援係(電話:03-5390-1237、伴走支援に関する問い合わせは03-5390-1238)です。

補助金額・対象経費(補助率2/3以内・最大300万円)

参考として、令和8年度分の中小企業デジタル化等支援事業補助金の内容を紹介します。次回募集でも制度の骨格が大きく変わらない可能性がありますが、金額・条件は次回公募要項で必ず確認してください。補助金額は補助対象経費の3分の2の額とし、最大300万円(補助金額が5万円未満のものは対象外、消費税は対象外、1,000円未満切り捨て)、補助件数は5件程度でした。補助対象期間は2026年4月1日から2027年2月26日までです。

対象経費の区分対象になる経費の例対象にならない経費の例
ソフトウェア費用新たなソフトウェアの購入・利用、運用・保守・サポート、外部委託によるカスタマイズ・設定、新たなシステムの構築・改修自社製作ソフトの開発人件費、通信費、従量課金方式の経費、Word・Excel・セキュリティ対策ソフト等の汎用ソフト、既存ソフトの更新料、ホームページ作成費用単体
機械・ロボット導入費用デジタル化推進に直接必要な機器・ロボット等の購入・リース・改良・据付け・電気工事、運用・保守、外部委託による設定・設置パソコン・タブレット・スマートフォン・スマートウォッチ等の汎用性がある機器、既存機器の修繕・撤去・移設・処分費用、設計費用
クラウド費用デジタル化推進に直接必要なクラウドサービスの利用費用・運用サポート・初期設定契約期間が補助対象期間を超える分(按分計算)
リース料・導入関連費上記費用をリース契約で支払う場合のリース料、技術習得の講習受講料・教材費、導入コンサルティング費用補助対象期間を超える分の費用

既に導入している機器(類似物含む)の2台目以降は補助対象外です。申請方法は、伴走支援で専門家による提案書を取得後、電話連絡のうえ産業振興課経営支援係の窓口に申請書類を持参する形でした。問い合わせ:産業経済文化部 産業振興課 経営支援係(〒114-8503 東京都北区王子1-11-1 北とぴあ11階、電話:03-5390-1237)。

「がんばる商店街支援事業」はIT機能強化事業も対象だが個店単独は不可

北区には、商店街等の先進的な取り組みを支援するがんばる商店街支援事業もあります(出典:北区公式サイト「がんばる商店街支援事業」、更新日:2025年11月7日)。補助率は補助対象経費の3分の2以内で、交付要綱の別表第1には「IT機能の強化を図るための事業」が補助対象事業の区分として明記されています。一般補助対象事業の限度額は500万円、総事業費36万円以下の少額支援事業は補助率9分の8以内・限度額32万円です(出典:北区「東京都北区がんばる商店街支援事業補助要綱」PDF)。ただし対象は商店街・商店街振興組合・事業協同組合・北区商店街連合会及び北区商店街振興組合連合会などの「商店街等」に限られ、個店単独の申請はできません。空き店舗を活用して実施する事業は対象外です。実績報告書は事業実施日から原則1か月以内に提出し、支払いまでは通常2か月程度かかります。問い合わせ:産業振興課商工係(電話:03-5390-1235)。

北区補助金診断・検索システムで国・都の制度を横断チェック

北区は、事業者向けの国・東京都・北区の補助金及び助成金を診断・検索できる「北区補助金診断・検索システム」を案内しています(出典:北区公式サイト「北区補助金診断・検索システム」、更新日:2025年2月7日)。自社の状況に適した受給可能性のある補助金等を診断する機能と、キーワード検索機能の2つが利用できます。ただし公式サイトには「診断時に表示される最大受給金額は国・東京都の補助金・助成金の合算であり、北区のものは除外しています」と明記されており、すべての制度を網羅するものでもありません。無料相談・有料申請サポートは特設サイトの保守・運用業務受託事業者(株式会社ライトアップ)が対応し、北区の中小企業向け産業支援施策そのものについては北区へ問い合わせる形になります。問い合わせ:産業振興課産業振興係(電話:03-5390-1234)。

東京都中小企業デジタル導入促進補助事業2026:最大150万円

東京都中小企業振興公社が実施する「中小企業デジタル導入促進補助事業」は、都内中小企業・個人事業主が新たにデジタルツールを導入する費用の一部を助成する制度です。北区内の事業者も都内全域が対象のため申請できます(出典:東京都中小企業振興公社「中小企業デジタル導入促進補助事業」、2026年9月11日閲覧)。

中小企業デジタル導入促進補助事業 基本情報(令和8年度)

助成率

対象経費の1/2以内小規模企業者・環境負荷軽減ツール導入は2/3以内

助成限度額

最大150万円申請できる助成金の下限額は5万円

対象

都内中小企業者等会社・個人事業主・中小企業団体

対象経費

新たに導入するデジタルツール購入費(本体)+初期設定・カスタマイズ・運用保守サポート費の一部

対象外経費

ハード機器(PC・タブレット端末等)、汎用性の高いソフトウェアOS・セキュリティソフト・表計算/文書作成ソフト等

令和8年度の申請期間

第1回:2026年6月11日〜7月3日(終了)第2回:令和8年9月頃受付予定(2026年9月11日時点で申請フォームは受付停止中)

AIレジ・クラウド会計などのデジタルツールは対象になるか

対象経費は「新たに導入するデジタルツール」の本体費用と、初期設定・カスタマイズ・運用保守サポート費の一部です。公式サイトの対象例では「新たに導入するクラウド型会計ソフト、業務自動化ツール等」が挙げられており、AIレジ、クラウド会計ソフト、業務自動化ツールなど業務のデジタル化に資するツールは幅広く対象になり得ます。一方で、PC・タブレット等のハード機器単体や、OS・セキュリティソフト・表計算ソフトなど汎用性の高いソフトウェアは原則対象外です。ただし、設備の稼働・故障状況を可視化するソフトウェアに接続する専用機器(この場合は助成上限20万円)や、ソフトウェアと連携して動作する特定用途の専用ハードウェア(スマートレジ等・助成上限75万円)は、条件付きで対象に含まれる場合があります。導入したいツールが対象経費に当てはまるかどうかは、申請前に東京都中小企業振興公社へ直接問い合わせることを強くおすすめします。

東京都中小企業振興公社は、採択後に専門家によるフォローアップ支援を実施するほか、どのデジタルツールを選べばよいか迷う事業者向けに、東京都の「中小企業デジタル化ファーストステップ支援事業」(ナビゲーターによるヒアリングで課題を整理し、適切なツールと後続事業を提案)と、公社の「ワンストップ総合相談窓口(ICT・IoT・AI経営相談)」(ITコーディネータ等の専門家によるアドバイス)を案内しています。いずれも一般的なIT・IoT相談であり、助成金の採択に直結するものではない点には注意してください。

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デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)でAIツールを導入する

中小企業庁が実施する「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧IT導入補助金)は、中小企業・小規模事業者がITツール・AIツールを導入する費用の一部を補助する国の制度です(出典:デジタル化・AI導入補助金2026 公式サイト「制度概要」、公募要領更新日2026年8月28日、2026年9月11日確認)。

申請枠補助率補助額の目安主な対象
通常枠1/2以内(一定の賃上げ要件を満たすと2/3以内)1プロセス以上:5万円以上150万円未満
4プロセス以上:150万円以上450万円以下
業務プロセスを1種類以上保有するソフトウェア(顧客対応・在庫管理・会計等。汎用プロセス単体は不可)
インボイス枠(インボイス対応類型)3/4以内(小規模事業者は4/5以内)50万円超部分は2/3以内50万円以下、50万円超〜350万円以下「会計」「受発注」「決済」のうち1機能以上を有する会計・受発注・決済ソフト
インボイス枠(PC・ハードウェア部分)1/2以内PC・タブレット等上限10万円
レジ・券売機等上限20万円
ソフトとセットのPC・レジ等(ハードのみの申請は不可)
セキュリティ対策推進枠小規模事業者2/3以内・中小企業1/2以内公式サイトで要確認サイバーセキュリティ対策ツール
複数者連携デジタル化・AI導入枠枠ごとに規定公式サイトで要確認複数事業者連携での地域DX

<dfn title="デジタル化・AI導入補助金の事務局に登録され、ITツールの選定から交付申請までを補助事業者と共同で行う事業者">IT導入支援事業者</dfn>との共同申請が必須

デジタル化・AI導入補助金は、事務局に登録されたIT導入支援事業者(ベンダー・システム会社)と共同で申請する形式です(複数者連携デジタル化・AI導入枠を除く)。王子・赤羽の飲食店やサービス業がAIレジや業務ソフトを導入する場合も、契約するベンダーがIT導入支援事業者として登録されているかを確認する必要があります。登録事業者は公式サイトのITツール検索で確認でき、既存記事「IT導入支援事業者の探し方」でも解説しています。

2026年度の申請スケジュール(通常枠・インボイス枠の例)

通常枠・インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠は、いずれも交付申請期間は2026年3月30日から始まり、複数回の締切(次数)が設定されています。直近では5次締切分の締切日が2026年9月29日(火)17:00、交付決定日は2026年11月9日(月)予定、事業実施期間は交付決定から2027年4月30日(金)17:00予定です(出典:デジタル化・AI導入補助金2026「事業スケジュール」、2026年9月11日確認)。複数者連携デジタル化・AI導入枠は3次締切分の締切日が2026年10月30日(金)17:00です。以降の締切は公式サイトで随時更新されるため、最新の日程は申請直前に必ず確認してください。制度全体の詳しい解説は本サイトの「AI導入補助金2026完全ガイド」でも確認できます。

小規模事業者持続化補助金でも一部のデジタル化費用を補助できる

日本商工会議所が実施する「小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>」も、小規模事業者の販路開拓・業務効率化の取り組みにかかる経費の一部を補助する国の制度です。北区は東京商工会議所の管轄地域のため、商工会議所地区向けサイトが窓口になります(出典:商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>公式サイト、2026年9月11日確認)。補助率は3分の2以内(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は4分の3)、補助上限は50万円で、インボイス特例で50万円、賃金引上げ特例で150万円が上乗せされ、両特例を満たす場合は200万円上乗せになります(出典:第20回公募要領第8版、2026年7月21日版)。

ウェブサイト関連費は単独申請不可・上限30万円

公募要領には「当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です」「ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください」と明記されています。ウェブサイトおよびシステムを50万円(税抜き)以上の費用で作成・更新する場合は「処分制限財産」に該当し、原則取得日から5年間は処分が制限されます。AIツール・デジタル化費用としてこの補助金を使う場合の具体的な経費区分は、必ず最新の公募要領でご確認ください。

第20回公募のスケジュールは、申請受付開始2026年11月5日(木)、申請受付締切2026年12月15日(火)17:00、商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)の発行受付締切は2026年12月4日(金)です(出典:商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金公式サイト、2026年9月11日確認)。北区内の相談・様式4の発行は東京商工会議所北支部で受け付けています。AIツール活用と持続化補助金の関係をより詳しく知りたい場合は、本サイトの別記事「小規模事業者持続化補助金でAIを導入する方法」もあわせてご覧ください。

北区での補助金申請ステップ

北区の中小企業がAI・デジタル化の補助金を申請する際の大まかな流れです。区独自の中小企業デジタル化等支援事業補助金は令和8年度分の受付が終了しているため、当面は都・国の制度を軸に進めることになります。

1. 東京都・国の制度をまず確認する

北区独自のデジタル化等支援事業補助金は現在申し込めないため、まず東京都中小企業デジタル導入促進補助事業(最大150万円)とデジタル化・AI導入補助金2026(最大450万円)のどちらが自社の投資規模・目的に合うかを確認します。北区補助金診断・検索システムで、自社の状況に合う国・都の制度を横断的にチェックするのも有効です。

2. GビズID取得(国・都の補助金を電子申請する場合)

デジタル化・AI導入補助金、東京都のデジタル導入促進補助事業はいずれもJグランツまたは電子申請システムでの申請にGビズIDプライムが必要です。東京都中小企業振興公社の公式サイトでは「GビズIDプライムアカウント作成には、審査で原則2週間程度かかる」と案内されているため、余裕を持って早めに取得してください。

3. ツール選定・IT導入支援事業者への相談

国のデジタル化・AI導入補助金はIT導入支援事業者との共同申請が必須です。東京都の制度も含め、導入したいツールの提供事業者・ベンダーに補助金対応の実績があるかを確認しながら選定します。

4. 交付決定後に発注・導入

どの補助金でも交付決定前の発注・契約・支払いは対象外です。「急いでレジを入れ替えた」「見積り前に契約してしまった」というケースは補助対象にならないため注意してください。

5. 実績報告・補助金受取

ツール導入後に実績報告書・領収書等を各制度の事務局に提出し、審査を経て補助金を受け取ります。北区独自の補助金は精算後の問い合わせ先も含め、産業振興課経営支援係が窓口です。

北区で補助金申請をサポートする専門家・相談窓口

相談窓口主な相談内容連絡先・アクセス
北区産業経済文化部 産業振興課 経営支援係中小企業デジタル化等支援事業補助金・伴走支援の問い合わせ北区王子1-11-1 北とぴあ11階・03-5390-1237(伴走支援は03-5390-1238)
北区産業振興課 商工係がんばる商店街支援事業の申請相談03-5390-1235
北区産業振興課 産業振興係北区補助金診断・検索システムの利用案内03-5390-1234
東京都中小企業振興公社中小企業デジタル導入促進補助事業の相談公式サイト(tokyo-kosha.or.jp)のワンストップ総合相談窓口で確認
東京商工会議所 北支部国・都の補助金全般、小規模事業者持続化補助金の事業支援計画書(様式4)発行北区王子1-11-1 北とぴあ12階
よろず支援拠点(東京)補助金・助成金の活用相談、事業計画書作成アドバイス無料・予約制・中小機構が運営

電話番号・所在地は各公式サイトに掲載の情報(2026年9月11日確認)に基づきます。窓口の営業時間・予約要否は変更される場合があるため、訪問前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。

北区の中小企業でよくある補助金活用パターン

北区の業種別に、どの制度を軸に検討することが多いかをまとめました。金額は制度ごとの一般的な補助率・上限額の範囲であり、個別の採択金額を保証するものではありません。

業種エリアの例導入ツールの例検討する補助金の組み合わせ
飲食店・居酒屋赤羽AIレジ・インボイス対応システム国(インボイス枠)+都(デジタル導入促進)
美容・サロン王子・十条予約管理AI・顧客管理システム都(デジタル導入促進)+国(通常枠)
製造業・町工場豊島・堀船周辺の工業集積エリア在庫管理システム・生産管理ソフト国(通常枠)+区(伴走支援を受けている場合)
小売店十条・赤羽の商店街需要予測AI・在庫管理システム国(通常枠)+都(デジタル導入促進)
商店街組織区内各商店街共通ポイント・マップ等のIT機能強化事業区(がんばる商店街支援事業)

上記のうち、区の中小企業デジタル化等支援事業補助金を使えるのは、あらかじめ伴走支援を受けて提案書を取得した事業者に限られます。伴走支援を受けていない事業者は、東京都・国の制度を中心に検討することになります。商店街として共同でIT機能強化に取り組む場合は「がんばる商店街支援事業」も選択肢に入りますが、対象は商店街等の組織であり個店単独では申請できません。

まとめ:北区でAI・デジタル化の補助金を使うには

北区には、区内中小企業のデジタル化を支援する区独自の「中小企業デジタル化等支援事業補助金」(補助率2/3以内・最大300万円)があります。ただし2026年9月11日時点で令和8年度分の受付はすでに終了しており、対象も事前に区の専門家伴走支援を受けて提案書を取得した事業者に限られます。次回募集の時期は北区公式サイトに確認できません。

今すぐAI・デジタル化に補助金を使いたい場合は、東京都中小企業デジタル導入促進補助事業(最大150万円、令和8年度第2回は9月頃受付予定)とデジタル化・AI導入補助金2026(通常枠最大450万円・インボイス枠最大350万円、5次締切は2026年9月29日)の2つが中心になります。小規模な販路開拓・ウェブサイト関連費であれば、小規模事業者持続化補助金(第20回公募は2026年11月5日受付開始予定)も候補です。商店街として共同で取り組む場合は、がんばる商店街支援事業のIT機能強化事業も検討できます。

迷ったら北区補助金診断・検索システムと専門窓口を併用

どの制度が自社に合うか迷う場合は、北区補助金診断・検索システムで国・都の制度を横断的にチェックしたうえで、産業振興課や東京商工会議所北支部、よろず支援拠点など無料の相談窓口に問い合わせることをおすすめします。いずれの制度も交付決定前の発注・支払いは補助対象外になるため、ツール選定・見積取得は早めに、発注は交付決定後にという原則を必ず守ってください。

国の制度の詳しい解説は「AI導入補助金2026完全ガイド」、GビズIDの取得手順は「GビズID申請ガイド」、ホームページ制作費の補助金を探している場合は「北区のホームページ制作補助金2026」もあわせてご覧ください。

出典・参考情報

最終更新日: 2026年9月11日。制度内容は今後変更される場合があります。必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。本記事の活用パターン表はモデルケースであり、採択や補助額を保証するものではありません。

よくある質問(FAQ)

A

あります。「中小企業デジタル化等支援事業補助金」が区独自のデジタル化専用の補助金で、補助率2/3以内・最大300万円です。ただし2026年9月11日時点で令和8年度分の交付申請受付はすでに終了しており(提出期限2026年5月8日)、事前に区の専門家伴走支援を受けて提案書を取得した事業者だけが対象という条件付きの制度です。次回募集の時期は北区公式サイトに確認できません。

A

できません。中小企業デジタル化等支援事業補助金は「北区デジタル化等支援事業による専門家の伴走支援を受け、専門家による提案書を取得していること」が補助要件の一つです。令和8年度の伴走支援の新規受付もすでに終了しているため、今からこの補助金を目指す場合は次回(令和9年度)の伴走支援募集を待つ必要があります。今すぐデジタル化に補助金を使いたい場合は、東京都中小企業デジタル導入促進補助事業や国のデジタル化・AI導入補助金2026を検討してください。

A

交付要綱の別表第1に「IT機能の強化を図るための事業」が補助対象事業の区分として明記されており、商店街等が共同で取り組むIT機能強化は対象になり得ます。ただし対象は商店街・商店街振興組合・事業協同組合・北区商店街連合会等の「商店街等」に限られ、個店単独では申請できません。個店単独でAIレジ等を導入したい場合は、都・国の制度を検討してください。

A

対象経費は「新たに導入するデジタルツール」の本体費用と初期設定・カスタマイズ・運用保守サポート費の一部です。公式の対象例には「クラウド型会計ソフト、業務自動化ツール等」が挙げられており、AIレジやクラウド会計ソフトなど業務のデジタル化に資するツールは対象になり得ます。一方、PC・タブレット等のハード機器単体や汎用性の高いソフトウェア(OS・セキュリティソフト等)は原則対象外です。令和8年度第2回は9月頃受付予定のため、申請前に東京都中小企業振興公社へ確認することをおすすめします。

A

事務局に登録されたIT導入支援事業者との共同申請が必須です(複数者連携デジタル化・AI導入枠を除く)。また電子申請にはGビズIDプライムが必要で、東京都中小企業振興公社の案内では審査に原則2週間程度かかるとされています。導入したいツールのベンダー・制作会社がIT導入支援事業者として登録されているかを事前に確認してください。

A

2026年9月11日時点で確認できる直近の締切は、通常枠・インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠の5次締切分が2026年9月29日(火)17:00、交付決定日は2026年11月9日(月)予定です。複数者連携デジタル化・AI導入枠は3次締切分が2026年10月30日(金)17:00です。これ以降のスケジュールは公式サイトで随時更新されるため、申請直前に必ず最新情報を確認してください。

A

公募要項には「同一のデジタル技術等を対象として、他の補助事業で経費の補助を受け、または交付決定を受けていないこと」が補助要件として明記されています。同一の経費に対する重複受給はできませんが、経費を分ければ、例えばAIレジ本体は国の制度で、店舗の別の設備は区の制度でというように、別々の経費として申請する余地があります。事前に各窓口へ確認してください。

A

北区内に事業所があり、中小企業基本法の要件を満たしていれば国籍は問いません。東京都中小企業デジタル導入促進補助事業、デジタル化・AI導入補助金2026とも同様です。申請書類は日本語ですが、IT導入支援事業者や行政書士等のサポートを受けることもできます。北区独自の中小企業デジタル化等支援事業補助金も、区内に本社または主たる事業所(個人事業者は住所または主たる事業所)があることが要件で、国籍は問われていません。

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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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