この記事の結論
GビズID(ジービズアイディー)は、経済産業省が提供する法人・個人事業主向けの共通認証システムです。一度取得すれば、IT導入補助金・ものづくり補助金・事業再構築補助金・持続化補助金など、国が運営する多くの補助金申請システム(Jグランツ)でこのIDを使ってログインできます。
GビズIDとは何か:補助金申請に必須のビジネスIDを理解する
GビズID(ジービズアイディー)は、経済産業省が提供する法人・個人事業主向けの共通認証システムです。一度取得すれば、IT導入補助金・ものづくり補助金・事業再構築補助金・持続化補助金など、国が運営する多くの補助金申請システム(Jグランツ)でこのIDを使ってログインできます。
従来は補助金ごとに別々のIDを取得する必要がありましたが、GビズIDが導入されて以降、一つのIDですべての国の補助金申請に対応できるようになりました。補助金を申請する予定があるなら、まず最初にGビズIDを取得することが必須です。
注意:GビズIDの取得には時間がかかります
GビズIDプライムの取得には、印鑑証明書の準備・郵送・審査期間を含めて2〜4週間かかる場合があります。補助金の申請締め切りが迫ってからでは間に合わない可能性があるため、補助金を検討し始めた時点で早めに申請してください。
GビズIDでできること:対応している補助金・行政サービス
GビズIDは以下の補助金・行政サービスで利用できます(2026年2月時点の主なサービス)。
- Jグランツ(補助金申請システム):IT導入補助金・ものづくり補助金・持続化補助金・事業再構築補助金など
- 経営力向上計画の申請
- 社会保険手続きのオンライン申請(一部)
- 厚生労働省各種助成金の申請(一部)
- e-Gov(電子政府システム)との連携
今後も対応サービスが拡大予定のため、一度取得しておくと長期間にわたって活用できます。
GビズIDの3種類:プライム・メンバー・エントリーの違い
GビズIDには用途・取得難易度に応じて3つのアカウント種別があります。補助金の申請には原則として「プライム」が必要です。
| 種別 | 取得対象 | 主な用途 | 取得方法 | 所要期間 |
|---|---|---|---|---|
| プライム | 法人代表者・個人事業主本人 | 補助金申請・電子申請全般 | 印鑑証明書を郵送審査 | 2〜4週間 |
| メンバー | 従業員・担当者(プライム保有者が発行) | プライムの代理申請・書類作成 | プライム保有者が発行 | 即時(プライム必要) |
| エントリー | 法人代表者・個人事業主本人 | 一部の行政サービス(補助金申請不可) | スマートフォン認証のみ | 数分〜即日 |
補助金申請には「プライム」が必須
エントリーアカウントは取得が簡単ですが、IT導入補助金・ものづくり補助金等の補助金申請(Jグランツ)には使用できません。補助金を申請する場合は必ず「プライム」を取得してください。
法人がGビズIDプライムを取得する手順(ステップバイステップ)
法人(株式会社・合同会社・一般社団法人等)がGビズIDプライムを取得する手順を詳しく解説します。
法人のGビズIDプライム取得ステップ
以下の手順で進めてください。
-
法人印鑑証明書を取得する
法務局の窓口またはオンライン申請(登記ねっと)で法人の印鑑証明書を取得します。発行から3ヶ月以内のものが必要です。手数料は1通450円(窓口)または380円(オンライン申請)です。 -
GビズIDのWebサイトでアカウント作成申請をする
GビズIDポータルサイト(gbiz-id.go.jp)にアクセスし、「プライムの新規作成」から必要情報(法人番号・代表者氏名・連絡先等)を入力します。 -
申請書を印刷・押印して郵送する
オンライン申請後に表示される申請書をA4で印刷し、法人実印を押印の上、法人印鑑証明書とともに郵送します(送付先はシステム内に表示されます)。 -
審査・SMS認証コードの受信
書類審査後(1〜3週間)、登録した代表者のスマートフォンにSMSで認証コードが届きます。コード入力でアカウントが有効化されます。 -
2段階認証の設定
セキュリティのため、Google AuthenticatorなどのTOTPアプリを使った2段階認証の設定を行います(任意ですが強く推奨)。