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補助金コンサルの報酬体系|着手金・成功報酬・相場の実態

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この記事の結論

<p>補助金コンサルの報酬体系は、依頼時に固定費を支払う「着手金型」、採択時のみ報酬が発生する「完全成功報酬型」、毎月定額を支払う「月額顧問型・パッケージ型」の3つに大別されます。具体的な金額は依頼先の方針や補助金の規模によって大きく異なり、業界全体を横断する公的な相場統計は存在しないため、本記事では金額の目安を断定する代わりに、契約前に確認すべき仕組みとチェックポイントを解説します。補助金の申請書類の作成代行は<dfn title="他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする者。行政書士法にもとづき登録される国家資格">行政書士</dfn>(行政書士法人)の独占業務と行政書士法で定められており、無資格者が有償で行うと罰則の対象になります。また、デジタル化・AI導入補助金の事務局は「実質無償」「キャッシュバック」等の勧誘を公式に不正行為と警告しています。士業の報酬には国が定める統一価格(公定価格)が無く、日本行政書士会連合会が任意に実施する統計調査はあるものの、補助金コンサル会社全体を代表する数字ではありません。相場を知りたい場合は、複数社から書面見積もりを取り、着手金・成功報酬・上限額・不採択時の扱いを同じ基準で比較することが最も確実です。</p>

補助金コンサルの報酬体系とは|2026年9月時点で押さえるべき結論

「補助金コンサル 報酬」「着手金」「成功報酬」「相場」で検索する方の多くは、依頼するといくらかかるのかを知りたいはずです。結論から言うと、補助金コンサルの報酬に業界統一の公定価格や、信頼できる公的な相場統計は存在しません。着手金・成功報酬率は事業者ごとの自由な価格設定であり、「〇〇補助金なら着手金は△△万円が相場」といった断定的な情報の多くは、出典のない体感値かアクセスを集めるための誇張です。

この記事で分かること(4つの軸)

1. 報酬体系の構造:着手金型・完全成功報酬型・月額顧問型・パッケージ型という「支払いのタイミングとリスクの負い方」の違い(金額の水準ではなく仕組みを解説します)。
2. 公式に数値が定められているもの:申請書類作成の資格制度(行政書士法)、IT導入補助金でサポート費用が補助対象に含まれる旨の公式記載など、実際に公的機関が定めている事実だけを扱います。
3. 士業報酬が自由化されている事実:行政書士・中小企業診断士・税理士などの報酬には国が定める統一価格が無く、各事務所が自由に設定しています。
4. 悪質業者の見分け方:中小企業庁の補助金事務局が公式に「不正行為」と定義している行為を、実際の警告ページの記載にもとづいて紹介します。

本記事は、特定の金額を「相場」として提示することはしません。かわりに、見積もりを取ったときに何を確認すればよいか、なぜ相場が一律に語れないのかを、公式情報にもとづいて説明します。より基本的な内容は補助金コンサルとは何か(役割・選び方)、複数社の比較は補助金・助成金コンサル会社の比較もあわせてご覧ください。

補助金コンサルの報酬体系|3つの型とリスクの負い方の違い

補助金コンサルの報酬体系は、支払いのタイミングと、不採択になった場合に誰がリスクを負うかによって、大きく3つの型に整理できます。どの型が有利かは金額の多寡だけでなく、自社の状況(初めての申請か、補助額の規模、採択後フォローの要否)によって変わります。

報酬体系支払いのタイミング不採択時のリスク向いているケース
着手金型依頼時に固定費、採択後に成功報酬を追加で支払う着手金は原則戻らない(企業側が一部負担)大型の補助金で、書類作成に十分な工数をかけてほしい場合
完全成功報酬型採択された場合のみ、事後に報酬を支払う不採択なら費用ゼロ(コンサル側が負担)初めての申請で費用リスクを抑えたい場合
月額顧問型毎月定額を継続して支払う申請の有無にかかわらず毎月の支払いが発生年間を通じて複数の補助金を継続活用したい場合
パッケージ型(定額型)申請〜実績報告までを一括の固定価格で契約企業側が先に費用を確定させる特定の補助金1件を確実な予算内で依頼したい場合

具体的な着手金・成功報酬率の水準は、依頼するコンサルの方針、対象の補助金の種類、事業の複雑さによって大きく異なります。同じ「着手金型」でも事業者によって設定はまちまちであり、本記事では特定の金額帯を「相場」として提示しません。見積もりを比較する際のチェック項目は補助金申請代行の費用相場、成功報酬型の詳しい仕組みは補助金申請代行の成功報酬型とはで整理しています。

着手金型|依頼時に固定費、採択後に成功報酬を追加

着手金は、事業計画書の作成・書類整備・申請手続きの対価として依頼時に支払う固定費用で、採択の可否にかかわらず発生する作業に対する支払いです。そのため一般的に、不採択でも返金されない契約が多く見られます(返金条件は契約ごとに異なるため、契約書での明記が必須です)。着手金があることで、コンサル側は最低限の作業コストを回収できるため、件数をこなすより1社ごとの品質に集中しやすいという傾向が指摘されます。

完全成功報酬型|着手金ゼロ、採択時のみ発生

着手金なしで、採択された場合にのみ成功報酬が発生する体系です。「初期費用ゼロ」という訴求が分かりやすい一方、不採択のリスクをコンサル側がすべて負担する構造のため、成功報酬率が着手金型より高めに設定される傾向があります。また、採択後の実績報告・交付申請のサポートが契約範囲に含まれるかは事業者ごとに差が大きく、契約前の確認が特に重要です。

月額顧問型・パッケージ型|継続支援か、1件確実な定額か

月額顧問型は、毎月一定額を支払うことで複数の補助金の選定・申請・採択後フォローまで継続的に支援を受けられる契約形態です。年間で複数の補助金活用を予定している企業や、経営顧問と補助金支援をセットで依頼したい企業に向いています。一方パッケージ型(定額型)は、特定の補助金1件について申請から実績報告までを一括の固定価格で契約する形態で、小規模事業者持続化補助金のように比較的手続きが定型的な補助金で選ばれやすい体系です。

補助金の申請書類を代行できるのは誰か|行政書士法の現行ルール

報酬体系と並んで確認すべきなのが「誰が書類作成を代行できるか」という資格の問題です。e-Gov法令検索で行政書士法の現行条文を確認すると、次の規律が明記されています(2026年9月15日確認)。

条文内容
第1条の3行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする
第19条第1項行政書士又は行政書士法人でない者は、他人の依頼を受けいかなる名目によるかを問わず報酬を得て、業として同法第1条の3に規定する業務を行うことができない(他の法律に別段の定めがある場合等を除く)
第21条の2第19条第1項の規定に違反したときは、その違反行為をした者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金に処する

「2026年の法改正で新しくできた規制」ではありません

補助金コンサル関連の記事の中には「2026年1月に行政書士法が改正され、補助金申請書類の作成が独占業務になった」という説明が見られますが、e-Gov法令検索で行政書士法の改正履歴を確認した限り、該当する改正の事実は確認できませんでした。無資格者による有償の書類作成代行を禁じる第19条・罰則を定める第21条の2は、いずれも従来から存在する規律であり、2026年に新設されたものではありません(直近の改正は、電磁的記録の作成手続に関する例外規定を加えた令和8年5月21日施行分で、デジタル社会形成に関する規制改革を目的とした法律によるものです)。誤った改正情報を根拠に契約を急かすコンサルには注意してください。

つまり、事業計画書や申請書類そのものの「作成」を有償で代行できるのは、原則として行政書士(行政書士法人)に限られます。詳しい合法性の整理は補助金申請代行は違法か、代行できる資格の全体像は補助金申請代行に必要な資格で解説しています。

中小企業診断士・税理士・社会保険労務士ができること

中小企業診断士や税理士は、それぞれの業法(中小企業診断士は資格制度、税理士は税理士法)にもとづく専門領域を持ちますが、行政書士法第1条の3が定める「官公署提出書類の作成」自体は行政書士の独占業務です。事業計画の方向性についての助言・指導、経営分析、数値計画の検討といった「作成を伴わない相談・アドバイス業務」は行政書士でなくても行えます。実務上は、行政書士が書類作成を担当し、中小企業診断士が事業計画の内容面を助言するなど、複数の専門家が役割分担するケースもあります。雇用関係助成金(厚生労働省系)については社会保険労務士法にもとづき社会保険労務士が担当領域を持ちます。どの専門家がどこまで担当するかは契約書で明確にしてもらうことが重要です。

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行政書士・中小企業診断士の報酬に「公定価格」はない

「相場はいくらか」という疑問に対して重要な前提があります。行政書士をはじめとする士業の報酬は、現在は自由化されており、国や業界団体が定める統一価格(公定価格)は存在しません。日本行政書士会連合会(日行連)は、公式サイトの「報酬額の統計」ページで次のように明記しています。

日本行政書士会連合会の公式記載(原文)

「行政書士が業務を行ったときに受ける報酬額については、行政書士各々が自由に定め、事務所の見やすい場所に掲示することとなっております。」(出典:日本行政書士会連合会「報酬額の統計」)

日行連は、依頼者の選択と業務の利便に資するため、行政書士法第10条の2第2項にもとづき、5年に1度、全国的な「報酬額統計調査」を任意で実施・公表しています。最新は令和8年1月実施の令和7年度調査です。この調査には「公的補助金・助成金の受給申請」という業務区分があり、有効回答32件の統計として、平均報酬額・最小値・最大値・最頻値が公表されています(消費税込み、立替金は含まない)。ただしこれはあくまで行政書士が回答した任意の統計であり、行政書士法人以外の補助金コンサル会社を含めた業界全体の相場を示すものではない点に注意が必要です。同様に、中小企業診断士や税理士の報酬にも法定の統一価格はなく、各事務所・各社が個別に設定しています。

日行連の統計は「行政書士業務」に限定される

令和7年度報酬額統計調査(令和8年1月実施)の「公的補助金・助成金の受給申請」区分は、回答者32件のうち26件(81.3%)が「10万円以上」と回答しており、平均額は247,375円、最小値20,000円、最大値1,430,000円、最頻値(最も多かった回答)は100,000円でした(出典:日本行政書士会連合会・報酬額統計調査PDF)。これは行政書士が受給申請の代理業務に対して実際に受け取った報酬の統計であり、案件の規模(補助額の大きさ)や業務範囲(事業計画書の作成支援を含むか等)によって金額は大きく変動します。また、この統計には行政書士でないコンサル会社・中小企業診断士事務所の報酬は含まれていません。「相場」として一律に扱わず、あくまで参考情報としてご覧ください。

補助金コンサル会社全体を対象にした公的統計はない

行政書士以外の「補助金コンサル会社」「補助金申請代行会社」を対象に、国や業界団体が実施する統一的な報酬統計は確認できませんでした。インターネット上で見かける「相場は◯◯万円」という情報の多くは、個別のコンサル会社が自社の集客のために掲載している金額例か、根拠の分からない体感値です。正確な費用感を知りたい場合は、後述する方法で複数社から実際の見積もりを取るのが最も確実です。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)における費用の扱い

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)は、他の補助金と仕組みが異なります。申請者は事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請する必要があり(複数者連携デジタル化・AI導入枠を除く)、この支援事業者はITツールのベンダー等が兼ねているケースが一般的です。公式サイトの制度概要には、補助対象経費について次の記載があります(2026年9月15日確認)。

公式サイトの記載(原文)

「対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。また、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます。」(出典:中小企業デジタル化・AI導入支援事業事務局 公式ポータル)

つまり、ITツール導入にともなう相談対応・サポートの費用そのものは、補助金の対象経費に含まれる仕組みになっています。具体的な補助率・上限額は申請枠(通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠等)ごとに公募要領で定められているため、詳細はIT導入支援事業者の検索・選び方で確認してください。

手数料そのものへの上限規定ではなく「不正行為」の禁止で規律されている

IT導入支援事業者がいくらの手数料・サポート料を取るべきかという上限額は、事務局の公表情報の範囲では確認できませんでした。事務局は金額の上限を定める代わりに、「不正行為にご注意ください」というページで、公正でない勧誘の手口を明確に禁止しています。ITツールを実質無償で提供する・購入費用を後日キャッシュバックする等の行為は、名目を問わず不正行為(犯罪)にあたると公式に明記されており、発覚した場合は交付決定取消・補助金の返還請求(加算金あり)・IT導入支援事業者の登録取消・事業者名の公表・警察への通報の対象になります(出典:同事務局「不正行為にご注意ください」)。「実質無料です」「採択後にキャッシュバックします」といった勧誘を受けた場合は、この公式警告に照らして慎重に確認してください。

補助金コンサルへの支払いは、補助金の対象経費になるか

「コンサルへの着手金・成功報酬そのものが補助金で戻ってくるのか」という質問もよく寄せられます。結論としては、補助金の種類によって扱いが異なり、一律には言えません。

補助金コンサル・専門家費用の扱い(公式サイトで確認できた範囲)
デジタル化・AI導入補助金ITツールに付随する相談対応等のサポート費用・クラウド利用料は補助対象に含まれる(前章参照)
それ以外の補助金(ものづくり補助金・新事業進出補助金・持続化補助金 等)経費区分ごとの取り扱いは公募要領で個別に定められており、本記事では横断的な数値は確認できなかったため記載しない

必ず申請する補助金の公募要領で確認する

補助金ごとに「補助対象経費」の定義・経費区分・上限は個別に定められており、年度・回次によって改定されることもあります。コンサルへの支払いが対象経費に含まれるか、含まれるとして上限があるかは、必ず申請予定の補助金の最新の公募要領本文で確認してください。当サイトのものづくり補助金の申請代行など個別記事もあわせてご参照ください。

悪質な補助金コンサルの見分け方|事務局公式の注意喚起

補助金コンサルを選ぶ際は、報酬の高さよりも先に「不正の片棒を担がされないか」を確認する必要があります。デジタル化・AI導入補助金事務局の公式ページ「不正行為にご注意ください」は、以下の行為をすべて不正行為(犯罪)と明記しています(2026年9月15日確認)。

事務局が定める不正行為具体例(公式記載)
ITツールを実質無償で提供・減額する販売行為購入費用を後日事業者から返金される/紹介料と称してコンサル料等を受け取る
補助対象者以外が申請手続きを代理で行う行為GビズIDを他者に共有し、申請マイページの開設や交付申請の手続きを行わせる
ITツール未導入・役務未遂行での受給試供版のみ提供/導入研修を実施せずメール共有のみで済ませる
同じ内容で複数の補助金を重複受給する行為同一システムの購入費用を複数の補助金にそれぞれ申請する
企業実態を偽装した申請従業員数を過少申告する等、受給要件を満たすための偽装

不正が確認された場合、事務局は交付規程にもとづき交付決定取消・補助金の返還請求(加算金あり)・IT導入支援事業者の登録取消・事業者名の公表・警察への通報等の措置を取るとしています。立入調査の権限も交付規程第8条・第27条に定められています。不明点があれば、コールセンター(0570-666-376、IP電話等050-3133-3272、受付9時30分〜17時30分・土日祝と年末年始を除く)に確認できます。

契約前に確認すべきこと(事実にもとづく一般的なチェック項目)

公式に不正行為と定義されている行為に加えて、契約時の一般的な注意点として、次のような確認が実務上推奨されます。「採択率100%を保証する」という表現がないか(補助金は公募審査のため保証はできません)、着手金の返金条件が口頭ではなく書面に明記されているか、成功報酬に上限額の定めがあるか、不採択時・辞退時の費用の扱いが契約書に記載されているか、実績報告・交付申請までのサポート範囲が明確か、といった点です。これらは金額の高低の話ではなく、契約内容が書面で明確になっているかどうかの確認です。

「相場」を正確に知りたいときにすべきこと

ここまで見てきた通り、補助金コンサルの報酬には公的な統一相場が存在せず、公表されている統計(日行連の報酬額統計調査)も行政書士業務の一部に限定されたものです。正確な費用感を把握したい場合は、次の手順が現実的です。

ステップ内容
1. 複数社に同じ条件で見積もりを依頼する申請したい補助金の種類・想定する補助額・希望する支援範囲(書類作成のみか、採択後フォローまでか)を統一して伝える
2. 見積書を同じ項目で比較する着手金の有無と金額、成功報酬率と上限額、不採択時の返金有無、実績報告サポートの有無、担当資格(行政書士かどうか)
3. 行政書士登録の有無を確認する書類作成を実質的に担当する者が行政書士(行政書士法人)かどうかを、行政書士会の登録情報等で確認する
4. 無料の公的窓口も比較材料にする有料コンサルに依頼する前に、次章の無料相談窓口で概算の見立てを聞いておく

「相場より高いか安いか」ではなく、「自社の条件で複数社から取った見積もりの中で、支援範囲・資格・実績に見合っているか」で判断することが、結果的にもっとも失敗の少ない選び方です。

有料コンサルの前に使える、無料の公的相談窓口

有料の補助金コンサルに依頼する前に、公的な無料窓口を活用することで、費用の節約や比較検討の材料収集ができます。

窓口運営特徴
よろず支援拠点独立行政法人中小企業基盤整備機構(国が設置)経営上のあらゆる相談に、何度でも無料で対応。全国の拠点に生産性向上支援センターも順次開設
商工会議所・商工会各地域の商工会議所・商工会小規模事業者持続化補助金は商工会議所・商工会が申請窓口となっている
ミラサポplus経済産業省 中小企業庁補助金・助成金の公募情報を横断的に検索できる公式サイト

ただし、これらの公的窓口は事業計画書の代筆や書類作成の代行までは行いません。申請書類の作成から実績報告まで一貫したサポートが必要な場合は、行政書士が担当する有料コンサルへの依頼が現実的な選択肢になります。個人事業主の方は個人事業主向けの補助金申請代行、大型の補助金を検討中の方は大型補助金の申請代行も参考にしてください。

出典・参考情報

最終更新日: 2026年9月15日。法令・制度の内容や統計の数値は変更・更新される場合があります。契約前には必ず各公式サイトおよび行政書士会等で最新情報をご確認ください。本記事は特定の金額を相場として保証するものではなく、報酬額統計として引用した数値は日本行政書士会連合会が公表した行政書士業務の統計であり、補助金コンサル業界全体の相場を示すものではありません。

よくある質問(FAQ)

A

主に4つに分けられます。依頼時に固定費を支払い採択後に成功報酬を加算する「着手金型」、着手金なしで採択時のみ報酬が発生する「完全成功報酬型」、毎月定額を支払い複数補助金の継続支援を受ける「月額顧問型」、申請から実績報告までを一括の定額で契約する「パッケージ型」です。金額の水準は事業者ごとに大きく異なるため、本記事では相場の断定ではなく、それぞれの仕組みとリスクの負い方を解説しています。

A

業界全体を横断する公的な相場統計は確認できませんでした。参考情報として、日本行政書士会連合会が公表する令和7年度報酬額統計調査(令和8年1月実施)の「公的補助金・助成金の受給申請」区分では、行政書士の回答32件の平均が247,375円、最頻値が100,000円でした。ただしこれは行政書士業務に限定した任意の統計であり、コンサル会社を含めた市場全体の相場ではありません。正確な費用は複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

A

一般的に、着手金は事業計画書の作成など採択結果にかかわらず発生する作業の対価とされているため、不採択でも返金されない契約が多く見られます。ただし返金条件は事業者ごとの契約内容によって異なるため、一律には言えません。契約前に、不採択時・辞退時の着手金の扱いが書面に明記されているかを必ず確認してください。

A

行政書士法第1条の3・第19条により、官公署に提出する書類(申請書類)を有償で作成できるのは、原則として行政書士または行政書士法人に限られます。違反した場合は同法第21条の2により1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象です。中小企業診断士・税理士は、書類の作成そのものではなく、事業計画の内容面の助言など「作成を伴わない相談」を行うことができます。雇用関係助成金では社会保険労務士が専門領域を持ちます。

A

e-Gov法令検索で行政書士法の現行条文・改正履歴を2026年9月15日に確認した限り、そのような改正の事実は確認できませんでした。無資格者による有償の書類作成代行を禁じる第19条や、罰則を定める第21条の2は従来から存在する規律で、2026年に新設されたものではありません。この種の誤った情報を根拠に契約を急かすコンサルには注意してください。

A

デジタル化・AI導入補助金の事務局は「不正行為にご注意ください」ページで、ITツールの実質無償提供・キャッシュバック、GビズIDを他者に共有させて代理申請させる行為、ITツール未導入・役務未遂行での受給、複数補助金の重複受給、企業実態の偽装を、すべて不正行為(犯罪)として明記しています。加えて、採択率を保証する表現がないか、着手金の返金条件や成功報酬の上限が書面に明記されているか、実績報告までのサポート範囲が明確かを契約前に確認することが実務上の目安になります。

A

公式サイトの制度概要には「相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます」と明記されており、ITツールに付随するサポート費用は補助対象に含まれる仕組みです。具体的な補助率・上限額は申請枠ごとに公募要領で定められています。それ以外の補助金でコンサル費用が対象経費になるかは制度ごとに異なるため、申請予定の補助金の公募要領で個別に確認してください。

A

公式に定められた基準はありませんが、着手金・成功報酬率・上限額・不採択時の扱い・担当資格・支援範囲を同じ項目で比較できるよう、複数社に同一条件で見積もりを依頼することが実務上の目安とされています。あわせて、有料のコンサルに依頼する前に、よろず支援拠点など無料の公的窓口で概算の見立てを聞いておくと、比較の材料が増えます。

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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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