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AIカメラ・防犯カメラの補助金|対象になる条件を公式情報で整理

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この記事の結論

<p>「AIカメラ」という名称の補助金や、AIカメラだけを対象にした専用カテゴリは、2026年9月15日時点で公式サイト上に確認できません。中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型(承認カテゴリ一覧・更新日2026年9月8日)を実際に確認しても「防犯カメラ」「万引き防止」という名称のカテゴリは見当たらず、カメラ・画像解析に関連するのは「映像解析AIによる交通誘導システム」(警備業・建設業向け)と「AI外観検査用画像処理システム」(製造業向け)の2件にとどまります。デジタル化・AI導入補助金2026でもハードウェアが対象になるのはインボイス枠(インボイス対応類型)のみで、対象品目はPC・タブレット・プリンター・レジ等に限られ、防犯カメラは明記されていません。一方、都道府県・市区町村が独自に実施する防犯カメラ設置補助金は実在しますが、対象者や補助率は自治体ごとに大きく異なり、多くは個人住宅または自治会・町内会向けです。本記事では価格の相場は掲載せず、公式情報だけで「何が対象になり、何が対象にならないか」を整理します。</p>

AIカメラ・防犯カメラの補助金|2026年9月時点で最初に押さえるべき結論

「AIカメラ 防犯 補助金」「万引き防止AI」で検索する方の多くは、防犯カメラやAIカメラの購入費に使える補助金の名称や条件を知りたいはずです。結論から言うと、「AIカメラ」という名称の補助金や、AIカメラだけを対象にした専用の補助制度は、2026年9月15日時点で公式サイト上に確認できません。各制度は「デジタル化」「省力化」「防犯」といった目的ごとに設計されており、AIカメラが対象になるかどうかは、どの制度のどの枠に当てはまるかで大きく変わります。

この記事で分かること(4つの軸)

1. 中小企業省力化投資補助金:カタログ注文型と一般型。カタログの承認カテゴリを実際に検索した結果。
2. デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金):通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠でハードウェア(カメラ含む)の扱いがどう違うか。
3. 自治体の防犯カメラ設置補助金:東京都は区市町村を通じた間接補助。世田谷区・新宿区・横浜市の要綱を比較。
4. 個人情報保護法上の注意点:防犯カメラ・顔認証カメラ設置時に個人情報保護委員会のガイドラインが求める対応。

なお本記事では、製品ごとの価格や月額クラウド利用料の相場は掲載していません。搭載する解析機能・設置台数・クラウド利用の有無によって価格差が大きく、業界横断の公的な価格統計が確認できなかったためです(理由は後述)。AIカメラの助成金制度全般はAIカメラの助成金一覧もご覧ください。

中小企業省力化投資補助金でAIカメラは対象になるか

中小企業省力化投資補助金には、製品カタログに登録された製品を選ぶ「カタログ注文型」と、事業ごとにオーダーメイドの設備を組める「一般型」の2種類があります。まずカタログ注文型の補助率・補助上限額(2026年3月19日の制度改定後の内容)を確認します。

従業員数補助上限額補助率
5名以下500万円(大幅な賃上げ達成時750万円)1/2以下
6〜20名750万円(大幅な賃上げ達成時1,000万円)1/2以下
21名以上1,000万円(大幅な賃上げ達成時1,500万円)1/2以下

補助対象は「カタログに登録された製品等」に限られ、載っていない製品は原則対象外です。そこで、AIカメラ・防犯カメラ関連の製品が実際にカテゴリとして承認されているかを確認しました。

承認カテゴリ一覧を実際に確認した結果(防犯カメラ・万引き防止という名称のカテゴリは無い)

カタログに製品を登録できる「製品カテゴリ」は、業界団体(工業会等)が事務局に申請し審査を経て承認されたものに限られます。この承認カテゴリ一覧(更新日:2026年9月8日)を2026年9月15日に確認したところ、「防犯カメラ」「万引き防止」「顔認証」を含む名称は見当たりませんでした。カメラ・画像解析関連で確認できたのは次の2件のみです。

製品カテゴリ名対象業種審査担当工業会内容
映像解析AIによる交通誘導システムその他の事業サービス業(警備業)、建設業一般社団法人全国交通誘導DX推進協会交通誘導警備が必要な工事現場等で、カメラ等により収集した映像情報をAIがリアルタイムに解析し、資格を持つAIオペレーターへ誘導判断の情報を提供するとともに、LEDディスプレイ等で車両・歩行者へ誘導内容を可視化するシステム
AI外観検査用画像処理システム製造業、卸売業一般社団法人日本計量機器工業連合会製造工程における目視検査をAI技術と画像処理技術により自動化・効率化する外観検査装置。AIと画像処理機能を備えたインテリジェントカメラユニット等で構成

小売店舗の万引き防止・オフィスの入退室管理は対象カテゴリに無い

上記2件はいずれも「工事現場の交通誘導」「製造ラインの外観検査」という特定用途向けで、小売店舗の万引き防止や、オフィスの入退室管理・顔認証を直接の対象とした製品カテゴリではありません。「万引き防止AIカメラ」「顔認証入退室カメラ」で承認カテゴリ一覧を検索しても該当は出てきません(2026年9月15日時点)。外観検査AIカメラは製造業のAI外観検査・品質検査の補助金で扱っています。

一般型ならオーダーメイドのAIカメラシステムを組める可能性はある

一般型は、事前登録された製品カテゴリに縛られず「個別現場の設備や事業内容に合わせた設備導入・システム構築」を対象経費にできる枠です。補助上限額は従業員規模に応じて次のとおりです。

従業員数補助上限額補助率
5人以下750万円(大幅な賃上げ達成時1,000万円)中小企業1/2(同2/3)、小規模企業者・小規模事業者・再生事業者2/3
6〜20人1,500万円(2,000万円)
21〜50人3,000万円(4,000万円)
51〜100人5,000万円(6,500万円)
101人以上8,000万円(1億円)

ただし一般型は、労働生産性の年平均成長率+4.0%以上、1人当たり給与支給総額の年平均成長率+3.5%以上増加といった基本要件を満たす事業計画の策定が必須で、投資回収期間の根拠資料も必要です。カタログ注文型より審査のハードルは高く、AIカメラの導入だけで要件を満たせるかは個別の事業計画次第です。公式サイト上にAIカメラ単体での採択実績は確認できませんでした(2026年9月15日時点)。

デジタル化・AI導入補助金2026でAIカメラは対象になるか(旧IT導入補助金)

国のIT導入補助金は現在「デジタル化・AI導入補助金2026」という名称です。申請枠は「通常枠」「インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)」「セキュリティ対策推進枠」「複数者連携デジタル化・AI導入枠」の5つに分かれ、枠ごとに補助対象が異なります。AI関連の枠の全体像はデジタル化・AI導入補助金のAI関連の枠の解説で確認できます。

申請枠補助対象の中心補助率補助額
通常枠ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)が中心。ハードウェアは対象外1/2以内(要件達成で2/3以内)5万円以上450万円以下
インボイス枠(インボイス対応類型)会計・受発注・決済ソフト+PC・ハードウェアソフト部分3/4または4/5以内(補助額50万円超部分は2/3以内)、ハード部分1/2以内ソフト50万円以下から350万円以下、ハードはPC・タブレット等10万円以下・レジ等20万円以下
セキュリティ対策推進枠IPA「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」掲載サービスのみ(サイバー攻撃対策)小規模事業者2/3以内、中小企業1/2以内5万円〜150万円

個人事業主の方が申請する場合の注意点は個人事業主向けデジタル化・AI導入補助金の解説にまとめています。

インボイス枠のPC・ハードウェア対象品目にAIカメラは含まれない

インボイス枠(インボイス対応類型)は、5枠のうちハードウェア購入費が対象に含まれる唯一の枠です。公式サイトが明記する対象品目と補助上限額は次のとおりで、防犯カメラ・AIカメラは含まれていません(2026年9月15日確認)。

ハードウェア区分補助上限額補助率
PC・タブレット等10万円以下1/2以内
レジ・券売機等20万円以下

公式サイトが挙げる対象品目は「PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機・POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機」です。ハードウェア単独の申請は不可で、インボイス対応ソフトウェアとセットでの導入が条件です。

「防犯カメラをIT導入補助金のハードウェア枠で購入する」は想定されていない

対象品目リストに防犯カメラ・監視カメラの記載は無く、ハードウェア単独の申請もできないため、防犯・万引き防止目的でAIカメラ本体だけを購入する用途は、このハードウェア枠の使い方として想定されていません。

「セキュリティ対策推進枠」は物理的なAIカメラではなくサイバー対策の枠

名称から「防犯カメラの設置費もセキュリティ対策として使えるのでは」と誤解されがちですが、この枠は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載され、かつIT導入支援事業者が事務局に登録したサービス(ネットワーク監視システム等)だけが対象です。物理的な防犯カメラ・入退室管理カメラの設置費は対象になりません。詳しくはセキュリティ対策推進枠の解説で扱っています。

一方、AIカメラと連動する画像解析ソフトウェアそのものが通常枠の対象ITツールとして事務局に事前登録されていれば、そのソフトウェア利用料は通常枠の対象になり得ます。登録の有無は、IT導入支援事業者に確認するか公式サイトのITツール検索で確認してください。探し方はIT導入支援事業者の一覧・選び方にまとめています。

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自治体の防犯カメラ設置補助金|東京都と3自治体の実例

「AIカメラ」ではなく一般的な防犯カメラの設置費に使える補助金は、都道府県・市区町村が独自に実施しています。東京都は「防犯機器等購入緊急補助事業」を令和7・8年度の2年間の緊急対策として実施していますが、これは区市町村を通じた間接補助であり、東京都が都民に直接補助するものではありません。内容は区市町村によって異なるため、居住地の要綱で確認する必要があります(区市町村リンク一覧は2026年6月30日現在の内容を2026年9月15日に確認)。東京都のAI関連補助金全体は東京都のAI導入補助金まとめで紹介しています。

実際に3つの自治体の要綱を確認すると、対象者・補助率・上限額がそれぞれ異なることが分かります。

実施主体制度名対象者補助率上限額備考
世田谷区住まいの防犯対策サポート事業区内に居住する世帯10/101世帯40,000円見守りカメラ等、室内を映すカメラは対象外
新宿区防犯カメラなどの防犯対策用品の購入補助事業区内に住民登録がある方1/220,000円(購入・設置費用の総額40,000円分まで)1世帯1回限り
横浜市地域防犯カメラ設置補助金自治会町内会・地区連合町内会9/101台280,000円公共空間を撮影する防犯カメラが対象。個人宅の防犯カメラは対象外

世田谷区は最終更新日2026年9月1日、新宿区は最終更新日2026年9月7日、横浜市は最終更新日2026年5月19日の内容を、いずれも2026年9月15日に確認しました。

3つの制度に共通する重要な点

・対象は個人の住宅(世田谷区・新宿区)または自治会・町内会(横浜市)で、店舗など事業者の万引き防止用カメラを直接の対象とする制度ではありません。
・いずれも「AI機能」の有無を補助要件にしていません。録画のみの一般的な防犯カメラも対象です。
・予算の範囲内で受け付けており、申請額が上限に達すると受付を終了します(世田谷区は月次の受付件数を公表)。

お住まい・事業所の自治体制度を調べる方法

東京都以外の道府県・市区町村でも、独自の防犯カメラ設置補助金を実施している例があります。制度の有無・対象者(個人か、事業者か、自治会か等)・補助率は自治体ごとに大きく異なるため、「(市区町村名) 防犯カメラ 補助金」で自治体公式サイト(末尾が「lg.jp」)を検索し、最新の要綱を原文で確認してください。事業者が自社の店舗に設置する防犯カメラを対象とした補助金は、本記事で確認した3自治体の例では見当たりませんでした。

店舗経営者・事業者がAIカメラ導入で実際に使える道筋

ここまでの確認をふまえると、小売店舗が「万引き防止AIカメラ」を導入する際に使える公的な補助制度は、2026年9月時点で次のように整理できます。

状況現実的な選択肢留意点
AIカメラと連動する画像解析ソフトを、IT導入支援事業者経由で導入するデジタル化・AI導入補助金2026・通常枠ソフトが登録ITツールであることが条件。カメラ本体は対象外になりやすい
独自設計のAIカメラ・映像解析システムを、労働生産性向上の事業計画とセットで導入する中小企業省力化投資補助金・一般型労働生産性・賃上げの基本要件を満たす事業計画が必要。カタログ型より難易度が高い
一般的な(AI機能のない)防犯カメラを、住宅や地域の防犯目的で設置するお住まいの自治体の防犯カメラ設置補助金対象は個人宅または自治会・町内会が中心。店舗用途は対象外になりやすい
補助金を使わず自己資金・リースで導入する複数ベンダーからの見積もり比較価格は構成・台数で変わるため、同条件で複数社に要見積もり

「万引き防止AIカメラ 補助金」という専用制度は確認できなかった

この名称の専用補助金は、本記事の調査範囲では確認できませんでした。導入を検討する場合は、上記のどの制度の対象条件に自社の計画が当てはまるかを、公募要領・交付要綱の原文で個別に確認してください。小売業のAI活用全般は小売業のAI活用に使える補助金、小売業向けAI補助金の全体像で扱っています。

AIカメラ・顔認証カメラを設置する際の個人情報保護法上の注意点

AIカメラ(特に顔認証機能付きカメラ)の導入は、補助金の対象範囲だけでなく、個人情報保護法上の対応も必要です。個人情報保護委員会は「カメラに関するQ&A」で、防犯目的のカメラを「撮影した画像から顔特徴データの抽出を行わない従来型防犯カメラ」と、顔画像から顔特徴データを抽出し顔識別を行う「顔識別機能付きカメラシステム」に分けて整理しています。

録画のみの従来型防犯カメラの場合

個人情報取扱事業者がカメラにより特定の個人を識別できる画像を取得する場合、個人情報を取り扱うことになるため、利用目的をできる限り特定し、その範囲内で利用しなければなりません。ただし、設置状況等から利用目的が防犯目的であることが明らかである場合は、「取得の状況からみて利用目的が明らかであると認められる場合」(法第21条第4項第4号)に当たり、通知・公表は不要と整理されています。一方、偽りその他不正の手段による取得は禁じられているため(法第20条第1項)、カメラ作動中であることを入口等に掲示するなど、本人が容易に認識できる措置が必要です。

顔認証機能付きAIカメラ(顔識別機能付きカメラシステム)の場合

顔識別機能付きカメラシステムは、従来型防犯カメラより留意点が増えます。カメラの外観等からは顔識別機能が用いられていることを認識しにくいため「取得の状況から目的が明らかである場合」の例外に当たらず、犯罪防止目的に加えて顔識別機能を用いていることも明示した利用目的の通知・公表が原則必要です。登録された顔特徴データ等が保有個人データに該当する場合は、その公表等(法第32条)にも対応が必要です。照合用データベースの登録基準も、犯罪行為等を行う蓋然性が高い者に厳格に限定するなど、目的達成に必要な範囲を超えないようにします(法第18条第1項)。

万引き防止目的でカメラ画像・顔データを複数店舗で共有する場合

個人情報保護委員会のQ&Aは、防犯目的で取得したカメラ画像・顔特徴データ等について、防犯目的の達成に照らして真に必要な範囲内であれば共同利用が可能だとしています。共同利用する場合は、①共同利用をする旨、②項目、③共同利用する者の範囲、④利用目的、⑤管理責任者の氏名等を、あらかじめ本人に通知または容易に知りうる状態に置く必要があります(法第27条第5項第3号)。組織的な窃盗(万引き)の防止を目的とする場合は、盗難被害の発生状況等を踏まえ、共同利用される画像・データや利用者の範囲を、目的達成に必要な範囲に限定することが適切とされています。

項目従来型防犯カメラ顔識別機能付きカメラシステム
利用目的の通知・公表設置状況から目的が明らかな場合は不要(掲示等で認識可能にする措置は必要)原則必須(顔識別機能を用いる旨も明示)
要配慮個人情報への該当犯罪行為が映っただけでは非該当同左(映像自体は非該当。登録データの取扱いは別途注意)
保有個人データの開示対応個人情報データベース等に該当する場合のみ義務顔特徴データが保有個人データに該当する場合は開示・訂正・利用停止等の請求への対応義務あり
安全管理措置(法第23条)個人データに該当する場合に義務同左(顔特徴データは不変性が高く、より慎重な管理が求められる)

AIカメラの価格は「要見積もり」|相場を断定しない理由

本記事では、AIカメラ本体や月額クラウド利用料の具体的な相場を掲載していません。理由は次の3点です。

価格の目安を掲載していない理由

1. AIカメラの価格は、搭載するAI機能(顔認証・行動検知・物体検知など)、設置台数、録画方式(クラウド型かオンプレミス型か)、契約期間で大きく変わり、業界横断の公的な価格統計を確認できませんでした。
2. 補助金の対象経費は税抜き・税込みの別や補助対象外項目など制度ごとに定義が異なり、見積書の総額がそのまま補助対象になるとは限りません。
3. 特定の金額を「相場」として提示すると、実際より高い価格を提示された場合にも「相場並み」と誤認されるおそれがあります。

導入費用を把握したい場合は、IT導入支援事業者または防犯カメラの販売施工店から複数の見積もりを取り、(1)カメラ本体・録画装置・設置工事費・クラウド利用料の内訳、(2)補助金の対象経費に含まれる項目、(3)交付決定前後どちらの支払いが必要かを、同じ条件で比較することをおすすめします。

AIカメラ・防犯カメラの補助金 申請の流れ

利用する制度によって窓口・スケジュール・必要書類が異なるため、まずどの制度に該当しそうかを固めてから動く方が遠回りになりません。

1

使う制度を決める

本記事の整理表を参考に、該当しそうな補助制度を先に確定する

2

制度ごとの窓口に相談する

IT導入支援事業者、省力化投資補助金コールセンター、自治体の担当課などに対象条件を事前確認する

3

GビズIDプライムを取得する

国の電子申請に必要。取得に一定期間を要するため早めに申請する

4

複数の見積もりを取る

カメラ本体・工事費・クラウド利用料の内訳と補助対象経費の範囲を、同条件で複数社から取り寄せる

5

交付決定後に発注・契約する

どの制度も交付決定前の発注・契約・支払いは対象外

6

実績報告を提出する

導入後、期限内に実績報告書・領収書等を提出し、審査後に受け取る(後払い)

AIカメラの補助金でよくある誤解

よくある誤解公式情報で確認できたこと
省力化投資補助金のカタログに「無人監視」「万引き防止AI」というカテゴリがある承認カテゴリ一覧(2026年9月15日確認)にその名称のカテゴリは無い
IT導入補助金の「セキュリティ対策推進枠」で防犯カメラを購入できる同枠はIPAのサイバーセキュリティお助け隊サービスのみ対象。物理カメラは対象外
東京都の防犯カメラ補助金に都民が直接申請できる都は区市町村への間接補助。窓口・内容は区市町村ごとに異なる
防犯カメラなら何でも自治体の補助金の対象になる世田谷区の例では室内用の見守りカメラは対象外など条件がある

相談窓口一覧

窓口主な相談内容連絡先
中小企業省力化投資補助金事務局 コールセンターカタログ注文型・一般型の制度内容、承認カテゴリの確認ナビダイヤル0570-099-660/IP電話03-4335-7595(受付9:30〜17:30・平日)
デジタル化・AI導入補助金2026 事務局通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠の制度内容0570-666-376/IP電話等050-3133-3272(受付9:30〜17:30・土日祝と年末年始を除く)
世田谷区住まいの防犯対策サポート事業コールセンター世田谷区の防犯対策用品購入補助の申請方法03-6631-2955
新宿区防犯対策用品購入補助センター新宿区の防犯カメラ等購入補助の申請方法03-5273-5065
横浜市市民局地域支援部地域防犯支援課横浜市の地域防犯カメラ設置補助金(自治会町内会向け)045-671-3705
よろず支援拠点補助金・助成金の活用相談、事業計画書作成アドバイス(無料)独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営

個人事業主の方が申請代行の利用を検討する場合は個人事業主向けの補助金申請代行も参考にしてください。

出典・参考情報

最終更新日: 2026年9月15日。制度の内容・補助率・上限額・自治体の要綱は変更される場合があります。契約・申請の前には必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事は特定の製品・金額を推奨または保証するものではなく、価格の相場は出典が確認できないため掲載していません。

よくある質問(FAQ)

A

「AIカメラ」という名称の補助金は無く、対象になるかどうかは制度ごとの扱いによります。中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)の承認カテゴリには、防犯・万引き防止という名称のカテゴリは2026年9月時点で確認できず、デジタル化・AI導入補助金2026もカメラ本体(ハードウェア)を対象品目に明記していません。用途(防犯、万引き防止、入退室管理、外観検査など)ごとに、本記事の整理表で該当しそうな制度を確認し、公募要領・交付要綱の原文で最終確認してください。

A

「万引き防止AIカメラ」という名称の専用補助金は、本記事の調査範囲では確認できませんでした。省力化投資補助金のカタログ注文型(承認カテゴリ一覧)にもこの名称のカテゴリは無く、自治体の防犯カメラ設置補助金の多くは個人住宅または自治会・町内会向けで、店舗の万引き防止用途は対象外になりやすい構造です。独自設計のAIカメラシステムを労働生産性向上の事業計画とセットで導入する場合は、省力化投資補助金の一般型が候補になりますが、基本要件を満たす事業計画が必要です。

A

2026年9月15日に承認カテゴリ一覧(更新日:2026年9月8日)を確認したところ、「防犯カメラ」という名称のカテゴリは見当たりませんでした。カメラ・画像解析に関連する承認カテゴリとして確認できたのは「映像解析AIによる交通誘導システム」(警備業・建設業向け、工事現場の交通誘導が目的)と「AI外観検査用画像処理システム」(製造業向け、目視検査の自動化が目的)の2件のみで、いずれも一般的な防犯用途とは異なります。

A

ソフトウェア単体であれば、通常枠の対象ITツールとして事務局に登録されていれば利用できる可能性があります。ただしカメラ本体はハードウェアで、ハードウェアが対象になるのはインボイス枠(インボイス対応類型)のみです。同枠の対象品目はPC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機・POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機で、防犯カメラは明記されていません(2026年9月15日確認)。「セキュリティ対策推進枠」はIPAのサイバーセキュリティお助け隊サービスのみが対象で、物理的な防犯カメラは対象外です。

A

補助金の有無・対象者・補助率・上限額は自治体ごとに異なります。東京都の場合は「防犯機器等購入緊急補助事業」(令和7・8年度の2年間の緊急対策)として区市町村への間接補助が行われていますが、実際の制度内容は各区市町村の要綱で確認が必要です。本記事では世田谷区(個人向け、補助率10/10・上限40,000円)、新宿区(個人向け、補助率1/2・上限20,000円)、横浜市(自治会町内会向け、補助率9/10・1台上限280,000円)の3例を比較しています。

A

自治体によっては、個人の住宅向けに防犯カメラを含む防犯対策用品の購入・設置費用を補助する制度があります。例えば世田谷区の「住まいの防犯対策サポート事業」は購入・設置費用の10分の10(上限40,000円)を補助しますが、見守りカメラなど室内を映すカメラは対象外です。新宿区の制度は補助率2分の1・上限20,000円です。いずれも申請期間や予算の上限があるため、お住まいの区市町村の最新の要綱を確認してください。

A

個人情報保護委員会のガイドラインQ&Aによると、録画のみの従来型防犯カメラは設置状況から利用目的が明らかな場合、通知・公表を省略できますが、顔識別機能付きカメラシステムは犯罪防止目的に加えて顔識別機能を用いている旨も明示した通知・公表が原則必要です。顔特徴データが保有個人データに該当する場合は開示・訂正・利用停止等の請求への対応義務も生じます。複数店舗で万引き防止目的のデータベースを共同利用する場合は、法第27条第5項第3号に基づく通知事項の整備と、登録基準を真に必要な範囲に限定することが求められます。

A

本記事では具体的な価格の相場を掲載していません。AIカメラの価格は搭載するAI機能・設置台数・クラウド利用の有無・契約期間によって大きく変わり、業界横断の公的な価格統計が確認できなかったためです。導入費用を把握したい場合は、複数のベンダーから同じ条件で見積もりを取り、カメラ本体・工事費・クラウド利用料の内訳と、補助金の対象経費に含まれる項目を比較することをおすすめします。

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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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