補助金申請代行・補助金申請サポートに関わる資格4種類
補助金申請代行を行う専門家には、複数の資格があります。それぞれの資格の専門分野・強み・費用目安を理解することで、自社の状況に最適な専門家を選べます。
| 資格 | 主な専門分野 | 補助金申請での強み | 費用目安 |
|---|---|---|---|
| 行政書士 | 書類作成・許認可 | 申請書類の作成が独占業務。許認可が絡む業種に強い | 着手金10〜30万円 |
| 中小企業診断士 | 経営・財務・事業計画 | 事業計画書の数値分析・市場調査・ROI計算に強い | 着手金20〜50万円 |
| 社会保険労務士 | 労務・賃金・雇用 | 賃上げ要件・雇用関係要件の補助金に強い | 着手金10〜25万円 |
| 税理士 | 税務・会計・財務 | 財務数値の証明・税務上の処理・補助金の会計処理 | 着手金15〜30万円 |
違法性の観点については補助金申請代行は違法?もあわせてご確認ください。
行政書士への依頼:補助金申請書類作成の専門家
行政書士は、補助金申請書類の作成を「報酬を得て行う」ことができる唯一の独占業務保有者です(行政書士法第1条の2)。補助金申請代行を依頼する場合の「法的な安全性」という点では最も確実です。
行政書士の強みと向いている補助金
- 強み:書類作成の専門家として申請フォーム・添付書類を確実に整備できる
- 特に得意:許認可(建設業・医療・飲食・介護等)が関係する業種の補助金
- 向いている補助金:IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金・事業再構築補助金(書類整備重視)
行政書士の弱みと注意点
- 事業計画書の「数値的な説得力」は中小企業診断士が得意とする領域
- 補助金専門ではない行政書士も多いため、「補助金申請の実績件数」を必ず確認する
- 費用は事務所によって幅があるため、複数社で相見積もりをとることを推奨
中小企業診断士への依頼:事業計画書の品質を高める
中小企業診断士は、経営コンサルティングの国家資格です。補助金申請書類の作成(行政書士の独占業務)は単独では行えませんが、事業計画書の内容面での専門性は最も高いです。
中小企業診断士の強みと向いている補助金
- 強み:事業計画の数値分析・市場規模の算出・競合分析・ROI計算の品質が高い
- 特に得意:採点型審査の補助金(事業計画書の内容を点数評価する方式)
- 向いている補助金:ものづくり補助金・事業再構築補助金・省力化投資補助金
- 行政書士と連携(または両資格保有)している診断士を選ぶと書類面も安心
中小企業診断士への依頼費用
- 着手金:20〜50万円(事業計画書の複雑さによる)
- 成功報酬:採択額の5〜10%
- 高額補助金では費用対効果が高い(採択率向上効果が大きいため)