飲食店が使えるAI補助金2026:対象機器・補助率・上限額を一覧解説
飲食業界のAI・ロボット導入は、人手不足解消とコスト削減の両面から急速に進んでいます。2026年現在、飲食店が活用できる主な補助金は以下の3つです。
| 補助金名 | 主な対象 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| 省力化投資補助金 | 配膳ロボット・自動調理機 | 1/2〜2/3 | 1,500万円 |
| IT導入補助金 | AIオーダー・POSレジ | 1/2〜3/4 | 450万円 |
| ものづくり補助金 | 厨房設備AI化・自動化 | 1/2〜2/3 | 1,250万円 |
<a href="/articles/hairetsu-robot-hojokin/">配膳ロボット</a>(SoftBank Servi・Keenon・PUDO)の補助金
配膳ロボットは「中小企業省力化投資補助金」のカタログ製品に多数登録されており、審査なしで先着順に申請できます。主要機種の費用と補助後の実負担額をシミュレーションします。
- SoftBank Servi(月額リース):月額約5〜8万円(リースは補助対象外)
- Keenon T8(購入):本体価格80〜120万円 → 補助後40〜60万円
- PUDO 配膳ロボット(購入):本体価格60〜90万円 → 補助後30〜45万円
リース vs 購入
省力化投資補助金はリース購入も対象になる場合があります(要件あり)。ただしIT導入補助金はリース不可が基本です。購入前に補助金の対象経費をご確認ください。
AIオーダーシステム・POSレジの補助金申請
タブレットオーダーシステムとAI-POSレジの連携システムは、IT導入補助金のA類型・B類型で申請できます。
- タブレットオーダー+AI需要予測:システム費用50〜150万円が1/2〜3/4補助
- AIシフト管理:売上予測・客数予測AIを使ったシフト最適化システム
- AI在庫・発注最適化:食材廃棄ロス削減AIシステム
飲食店のAI補助金採択事例:採択された事業計画のポイント
実際に飲食店のAI補助金申請を支援してきた専門家へのヒアリングをもとに、採択された事業計画の共通点を紹介します。
事例①:居酒屋チェーン(50席)の配膳ロボット導入
- 補助金:省力化投資補助金(補助率1/2)
- 導入機器:配膳ロボット3台(本体+設置費 計240万円)
- 補助額:120万円
- 効果:ホール人件費月30万円削減、回転率12%向上
- 採択のポイント:「月間残業時間の削減見込み」と「従業員1人当たりの賃金引上げ計画」を数値で明記
事例②:ファミリーレストラン(80席)のAIオーダー・需要予測導入
- 補助金:IT導入補助金B類型(補助率3/4)
- 導入システム:AIタブレットオーダー+需要予測+シフト管理一体型(システム費160万円)
- 補助額:120万円
- 効果:食材廃棄ロス月8万円削減、人件費月20万円削減
- 採択のポイント:デジタル化基盤導入枠を活用、3年間のROIを事業計画書に記載
飲食店のAI補助金申請で注意すべき3つのポイント
飲食店特有の注意点として、以下3点を押さえておいてください。
- 深夜営業は加点対象外の場合あり:一部補助金は「優良な雇用」が条件のため、深夜割増賃金の適切な支払いを確認すること
- フランチャイズ店舗の申請:FC本部経由でのシステム導入は、補助金の申請主体がFC加盟店(個人・法人)になるか確認が必要
- 季節変動への対応:事業計画書の売上予測は、繁閑の波を考慮した現実的な数字を使う
飲食店のAI補助金申請手順:GビズID取得から採択まで
飲食店でのAI補助金申請の具体的な手順を解説します。
ステップ1:<a href="/articles/gbizid-shinsei-guide/">GビズIDプライム</a>の取得(申請の3週間前まで)
IT導入補助金・省力化投資補助金は、GビズIDプライムが必須です。個人事業主は確定申告書の控えを使って取得できます。オンライン申請後、書留郵便でIDが届くまで約2〜3週間かかります。
ステップ2:IT導入支援事業者(認定ベンダー)の選定
IT導入補助金はIT導入支援事業者(認定ベンダー)が申請をサポートする仕組みです。導入したいシステムのベンダーが認定を受けているか、必ず事前に確認してください。詳しくはAI導入補助金2026完全ガイドもあわせてご参照ください。