ホームページ制作・CMSはデジタル化・AI導入補助金で導入できる?

結論から言えば、IT導入支援事業者経由でCMS(コンテンツ管理システム)を搭載したホームページ制作を行う場合、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の補助対象になります。制作費用だけでなく、月額のCMS利用料・保守費用も補助対象経費に含められるケースがあり、ホームページ制作コストを大幅に削減できます。

2026年現在、多くの中小企業・個人事業主がホームページを持っていない、あるいは古いホームページのリニューアルに悩んでいます。デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を活用することで、通常50万〜100万円かかるホームページ制作費用を補助率2/3で大幅に圧縮して導入できます。ECサイト機能を追加することで補助額の加点もあり、助成金・補助金と組み合わせたコスト削減効果は非常に大きいです。

ホームページ制作・CMSの補助金活用3大メリット

1. 制作費+CMS月額が補助対象:ホームページの制作費用(ベンダーへの支払い)とCMS月額利用料が最長24ヶ月分、補助率2/3で補助される
2. EC機能追加で加点:ECサイト(ネットショップ)機能を追加したホームページ制作は補助額の加点評価を受けられる可能性があり、より多くの補助金を獲得できる
3. 集客AI搭載で追加加点:AIチャットボット・AI SEO最適化・AI画像生成など、AI機能を搭載したCMSは審査で加点評価される。補助金申請の採択率も向上する

ただし、「ホームページの制作費のみ」「デザイン費のみ」という形では補助対象とならない点に注意が必要です。IT導入支援事業者(登録済みのベンダー)を経由し、CMS等のITツールの導入と一体となった制作として申請する必要があります。制度の全体像については【2026年版】デジタル化・AI導入補助金 完全ガイドもあわせてご覧ください。

対象申請枠と補助率:ホームページ制作で使える枠を整理

デジタル化・AI導入補助金において、ホームページ制作・CMS導入が申請できる主な枠は以下のとおりです。どの枠で申請するかにより補助率・補助上限額・対象経費の範囲が変わります。

申請枠補助率補助上限額主な対象ホームページ制作の適合性
デジタル化基盤導入枠(通常)1/2〜2/3最大350万円会計・受発注・決済・EC等のSaaS+CMS◎(主力枠:制作費+CMS月額)
デジタル化基盤導入枠(EC機能付き)2/3最大350万円(加点)ECサイト機能を含む制作◎(EC機能追加で加点評価)
通常枠(A類型)1/2最大150万円業務効率化SaaS全般○(CMS管理業務の効率化として)
通常枠(B類型)1/2最大450万円複数ツールの大規模導入○(CMS+予約・CRM等との組み合わせ)

中小企業・法人がホームページを補助金で制作する場合、「デジタル化基盤導入枠」が最もよく使われる枠です。CMS月額料金を最長2年間(24ヶ月)補助対象として計上でき、補助率2/3の適用で自己負担を1/3まで圧縮できます。個人事業主・小規模事業者でインボイス対応の受発注機能を搭載する場合はインボイス枠(補助率3/4)も検討価値があります。

AI機能搭載CMSが審査で有利な理由

デジタル化・AI導入補助金(2026年版)ではAI機能の活用が審査基準として明示されています。AIを搭載したCMSを使ったホームページ制作・リニューアルは、補助金の採択率が高くなる傾向があります。

  • AIチャットボット(有人対応の自動化):ホームページ上でのお問い合わせ対応をAIが自動化することで、対応工数の削減効果を事業計画書に記載できる
  • AI SEO最適化機能:AIによるキーワード提案・内部リンク最適化・メタ情報の自動生成など、SEO業務の効率化を数値化して事業計画書に盛り込む
  • AI画像生成・コンテンツ生成:AIを使ったホームページコンテンツの制作・更新効率化を記載することで審査加点が期待できる
  • AIアクセス解析・ヒートマップ:ユーザー行動解析AIを活用してホームページの改善サイクルを自動化する計画を記載する
  • AI翻訳・多言語対応:インバウンド対応・海外展開を目指す事業者のホームページにAI翻訳機能を搭載する計画

事業計画書での「AI機能活用」の書き方(ホームページ版)

「AIチャットボットをホームページに搭載することで、月間50件のお問い合わせのうち70%をAIが自動回答し、電話・メール対応時間を月30時間から10時間に削減できる。AI SEO機能により、月1本のブログ更新で検索上位獲得を目指し、集客コスト(現在月10万円のWeb広告費)を50%削減できる見込み。削減した人件費・広告費を新規顧客開拓に振り向け、売上15%増加を目標とする。」というように、ホームページのAI機能活用による具体的な業務削減効果と売上への因果関係を数値で示すことが採択率向上のポイントです。

補助金申請に必要な書類の詳細については補助金申請の必要書類一覧ガイドもあわせてご参照ください。

ホームページ制作・CMS 5製品比較表:補助金視点で一覧比較

ホームページ制作・CMS分野の主要5製品について、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の申請という観点で徹底比較します。月額料金・対象枠・補助率・おすすめ度・特徴をひと目で確認できます。

製品名 料金(税別) 対象枠 補助率 補助後コスト(概算) おすすめ度 主な特徴
WordPress(IT支援事業者経由) 制作費30万〜100万+保守月1〜3万 デジタル化基盤 2/3 制作費10万〜34万+月3,333〜10,000円 ★★★★★ 世界シェアNo.1 CMS・拡張性最高・AI搭載プラグイン多数・IT導入支援事業者経由で申請可
ペライチ レギュラー2,950円/月〜ビジネス3,940円/月 デジタル化基盤 2/3 月983〜1,313円 ★★★★☆ 国産LP特化・IT導入支援事業者登録済み・簡単操作・決済連携・LP量産に最適
あきばれホームページ 初期49,800円+月額4,980円 デジタル化基盤 2/3 初期16,600円+月1,660円 ★★★★☆ 中小企業・士業特化・SEO対策済み・サポート充実・IT導入支援事業者登録済み
Wix コンボ1,100円/月〜ビジネスVIP2,659円/月 デジタル化基盤 2/3 月367〜886円 ★★★★☆ AIサイトビルダー搭載・デザイン自由度高・500以上のテンプレート・代理店経由で申請可
ジンドゥー(Jimdo) GROW 990円/月〜CREATOR 1,980円/月 デジタル化基盤 2/3 月330〜660円 ★★★☆☆ AI搭載・最短3分でサイト作成・シンプル操作・中小企業・個人事業主に人気・代理店経由で申請

比較表の見方と注意点

「補助後コスト(概算)」はデジタル化基盤導入枠の補助率2/3を適用した場合の目安です。Wordpressは制作費・保守費の両方が補助対象経費に含まれる場合の概算です。実際の補助額は申請枠・事業者規模・公募回・IT導入支援事業者の設定によって異なります。補助金は後払いのため、初期の制作費用は先に自己資金で支払う必要があります。

各製品の詳細なシミュレーションは以下のセクションをご確認ください。ホームページ制作を依頼するIT導入支援事業者(Web制作会社)の選び方についてはIT導入補助金ベンダー選び方ガイドもあわせてご参照ください。

5製品の補助金申請サポート体制比較

ホームページ制作・CMS補助金申請の成否に直結するIT導入支援事業者としての登録状況と、申請サポートの充実度を比較します。

製品名IT導入支援事業者登録申請窓口申請サポート体制AI機能EC機能
WordPress(支援事業者経由)○(登録済みWeb制作会社経由)提携Web制作会社◎(専任担当者がサポート)○(プラグイン)◎(WooCommerce等)
ペライチ○(ペライチ株式会社)ペライチ公式◎(公式が直接サポート)△(限定的)○(決済連携)
あきばれホームページ○(登録済み)あきばれ公式◎(専任コンサルタント)△(限定的)△(オプション)
Wix○(Wix代理店経由)Wix代理店○(代理店経由)◎(Wix AI搭載)○(Wix eCommerce)
ジンドゥー(Jimdo)○(代理店経由)Jimdo代理店○(代理店経由)○(Jimdo AI)○(Jimdo Shop)

ECサイト機能付きホームページ制作での補助金加点の活用法

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)ではEC機能(ネットショップ・オンライン決済)を搭載したホームページ制作が加点評価の対象になります。通常のホームページ制作よりも補助金申請で有利になるため、商品・サービスを販売している事業者は特に検討価値があります。

  • WordPress+WooCommerce:世界最多利用のECプラグイン。補助金申請時も「EC機能付き」として申請しやすく、IT導入支援事業者として登録済みのWeb制作会社経由で制作費・CMS保守費・WooCommerce月額を合算して補助対象経費に計上できる
  • Wix eCommerce:Wixのビジネスプラン以上でEC機能が利用可能。Stripe・PayPal・クレジットカード決済対応。AIが商品説明文・SEO最適化を支援する機能も搭載されており、補助金審査でのアピール材料になる
  • ペライチ(決済連携):ビジネスプランでStripe・PayPal連携によるLP上での決済が可能。単品通販・デジタルコンテンツ販売のホームページに最適
  • ジンドゥー(Jimdo Shop):GROWプラン以上でオンラインショップ機能が利用可能。小規模なネットショップを低コストで開設する際の補助金活用に向いている

ECサイト機能付き申請で補助金を最大化するポイント

EC機能を搭載したホームページ制作で補助金を申請する場合、事業計画書に「EC機能によるオンライン売上の拡大計画」を具体的な数値で記載することが重要です。「年間売上目標(EC経由):現在0円 → 1年後500万円」「新規顧客獲得数:月10件増」といった計画が審査で評価されます。EC関連の補助金・助成金の詳細についてはECサイトの補助金活用ガイドもご参照ください。

事業規模・目的別おすすめ製品:どのCMSが補助金申請に向いているか

事業規模・ホームページの目的によって、補助金申請に最適なCMS・ホームページ制作サービスが異なります。以下の観点で自社に合った製品を選んでください。

ケース・目的おすすめ製品補助金申請の適合度
本格的なコーポレートサイト(中小企業)WordPress(IT支援事業者経由)◎(制作費+保守費+CMS月額を全額申請可)
士業・コンサルのホームページあきばれホームページ◎(士業特化テンプレ+SEO済み+補助金対応)
LP・1ページのホームページを素早く作りたいペライチ◎(IT導入支援事業者登録済み・月額低コスト)
デザイン重視のホームページ+ECWix○(代理店経由で申請・AI搭載で加点可)
最小コストのホームページジンドゥー(Jimdo)○(代理店経由で申請・月額990円〜の低コスト)
ホームページ+予約管理の連携WordPress+予約プラグイン◎(CMS+予約ツールを組み合わせて補助額最大化)
多言語・インバウンド対応HPWordPress(WPML等)またはWix○(AI翻訳機能で加点評価の可能性あり)

WordPress(IT導入支援事業者経由):補助金で本格ホームページ制作

WordPressは世界のホームページの43%以上で使われているCMS(コンテンツ管理システム)です。デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の補助対象として申請するには、IT導入支援事業者として登録済みのWeb制作会社・IT企業を通じて制作を依頼することが必須条件です。

WordPressはオープンソースのため、CMS自体は無料ですが、制作費・サーバー費・保守費・プラグイン費が補助対象経費になります。AIチャットボット(Tidio・ChatPlusなど)、AI SEOプラグイン(Rank Math AI・Yoast AI等)、AI画像生成プラグインなどを組み合わせることで補助金審査での「AI機能活用」要件を満たしやすく、採択率が高まります。また、WooCommerceを追加することでECサイト(ネットショップ)のホームページとして申請する際の加点要素にもなります。

WordPressホームページ制作の補助金申請枠と対象経費の範囲

WordPressを使ったホームページ制作でデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を申請する際の対象経費の範囲と申請枠を整理します。

費用項目補助対象可否備考
ホームページ制作費(設計・デザイン・コーディング)○(対象)IT導入支援事業者への支払いが条件
WordPress保守・管理費(月額)○(最長24ヶ月)CMS月額費用として計上可
サーバー費(エックスサーバー・ロリポップ等)△(要確認)申請ベンダー経由で提供する場合は対象可
AIプラグイン・有料テーマ費○(対象)ITツールとして補助対象経費に含められる
SEOコンサルティング費△(限定的)IT導入に直接関係する費用のみ対象
コンテンツ制作費(文章・写真)×(対象外)制作費とは別に自己負担が発生
  • デジタル化基盤導入枠(補助率2/3):制作費+保守月額の合計が補助対象。50万円のホームページ制作+月2万円の保守の場合、2年間の合計(50万+48万=98万円)の2/3、約65万円が補助される計算
  • 通常枠(A類型・補助率1/2):業務効率化のためのCMS導入として申請。補助率はやや低いが、保守費が継続的にかかる場合は2年間の合計額が大きくなり補助金の絶対額も増える

WordPressホームページ制作の費用シミュレーション:制作費50万+月額2万の場合

シミュレーション①:WordPress制作費50万円+保守月額2万円(中小企業)

ホームページ制作費(初期)

500,000円(設計・デザイン・コーディング)

CMS保守・管理費(月額)

20,000円×24ヶ月 = 480,000円

補助対象経費の合計

980,000円(制作費50万+保守費48万)

補助率(デジタル化基盤枠・中小企業)

2/3中小企業標準

補助金額(概算)

653,333円(980,000円 × 2/3)

自己負担額(2年間合計)

326,667円月換算 約13,611円

制作費50万円+月額2万円の保守費という一般的なWordPressホームページをデジタル化基盤導入枠(補助率2/3)で申請した場合、2年間の自己負担は約32.7万円(月換算13,611円)まで圧縮できます。通常98万円の費用負担が1/3になる大幅なコスト削減効果です。

シミュレーション②:WordPress+EC機能(WooCommerce)制作費100万円+月額3万円

ホームページ制作費(ECサイト込み)

1,000,000円(ECサイト機能付きHP制作)

CMS保守・管理費(月額)

30,000円×24ヶ月 = 720,000円

補助対象経費の合計

1,720,000円(制作費100万+保守費72万)

補助率(EC機能付き・加点評価)

2/3EC機能加点で採択優先

補助金額(概算)

1,146,667円(1,720,000円 × 2/3)

自己負担額(2年間合計)

573,333円月換算 約23,889円

ECサイト機能付きのWordPressホームページ(制作費100万+月3万)の場合、2年間の自己負担は約57万円(月換算23,889円)。通常172万円の費用が1/3に圧縮されます。EC機能付き申請は加点評価により採択率も向上します。

ペライチ:LP・ホームページを低コストで補助金申請

ペライチは、日本のスタートアップ「ペライチ株式会社」が提供する国産のホームページ・LP作成サービスです。ペライチ株式会社はIT導入支援事業者として登録済みであり、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を使って月額料金の補助を受けることができます。

ペライチは特に1ページ完結のホームページ(LP:ランディングページ)や、小規模なビジネスのホームページ制作に強みを持ちます。ドラッグ&ドロップの直感的な操作でホームページを作成できるため、IT知識が少ない中小企業・個人事業主でも自社でホームページを更新・管理できる点が大きなメリットです。決済(Stripe・PayPal等)との連携機能もあり、コンバージョン重視のホームページに向いています。

ペライチの補助金対象プランと補助率

ペライチの各プランと補助金申請の関係を整理します。レギュラー・ビジネスプランが主な補助対象ですが、無料プランは補助対象外なので注意が必要です。

プラン名月額(税別・月払い)月額(年払い)主な機能補助金申請
フリー(無料)0円0円ページ1枚・ペライチドメイン×(無料プランは対象外)
レギュラー2,950円1,650円独自ドメイン・ページ無制限・フォーム○(補助対象)
ビジネス3,940円2,750円レギュラー全機能+決済・予約・CRM○(推奨:EC・予約機能で加点)
エンタープライズ要問い合わせ要問い合わせビジネス全機能+複数アカウント管理○(複数ホームページ管理向け)

ペライチの補助金申請で選ぶべきプラン

補助金申請ではビジネスプラン(月額3,940円)の選択を推奨します。決済機能・予約機能・CRM機能が含まれており、「EC機能付きホームページ」として申請できるため審査での加点が期待できます。レギュラープラン(月額2,950円)は最小コストで補助金を活用したい場合の選択肢です。いずれも補助率2/3の適用で月額の自己負担を大幅に圧縮できます。

ペライチの費用シミュレーション:ビジネスプラン2年間の場合

シミュレーション③:ペライチ ビジネスプラン(月払い・2年間)

月額料金(月払い)

3,940円

補助対象期間

24ヶ月分(最大)

補助対象経費の合計

94,560円(3,940円 × 24ヶ月)

補助率(デジタル化基盤枠・中小企業)

2/3中小企業標準

補助金額(概算)

63,040円(94,560円 × 2/3)

自己負担額(2年間)

31,520円月換算 約1,313円

シミュレーション④:ペライチ レギュラープラン(月払い・2年間)

月額料金(月払い)

2,950円

補助対象経費の合計

70,800円(2,950円 × 24ヶ月)

補助金額(概算)

47,200円(70,800円 × 2/3)

自己負担額(2年間)

23,600円月換算 約983円

ペライチはホームページ制作の中でも月額が低いため、補助後の自己負担は月1,313円(ビジネス)または983円(レギュラー)と非常に低くなります。小規模事業者がホームページを補助金で作る際のコストパフォーマンスは5製品中最高水準です。ホームページの補助金に関するさらに詳しい情報はホームページ制作の補助金ガイドもご参照ください。

あきばれホームページ:中小企業・士業特化の補助金活用法

あきばれホームページは、中小企業・士業・専門サービス業に特化したホームページ制作サービスです。初期費用49,800円+月額4,980円という明確な料金体系で、SEO対策済みのテンプレートから選ぶだけで中小企業に最適化されたホームページが完成します。

あきばれホームページはIT導入支援事業者として登録済みのため、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を使って初期費用と月額保守費の補助を受けることができます。中小企業診断士・税理士・社会保険労務士・行政書士・司法書士などの士業のホームページ、あるいは建設業・不動産業・飲食業などの中小企業のホームページとして高い採択実績があります。専任コンサルタントによる補助金申請サポートが充実している点も、IT知識が少ない事業者にとっての大きなメリットです。

あきばれホームページの補助金対象費用と申請の流れ

あきばれホームページの費用構成と、補助金(デジタル化・AI導入補助金・旧IT導入補助金)対象となる費用項目を整理します。

費用項目金額(税別)補助対象可否備考
初期制作費49,800円○(対象)ホームページ設計・デザイン・コーディング費用
月額管理費4,980円/月○(最長24ヶ月)CMS保守・更新・セキュリティ対応含む
SEOオプション別途△(要確認)IT導入に直結するSEO設定費用のみ対象可
コンテンツ作成費別途×(対象外)文章・写真・動画制作費は補助対象外

あきばれホームページへの補助金申請の流れは以下の通りです。

  • STEP1:GビズIDプライムの取得:補助金申請ポータルへのログインに必須。取得まで2〜4週間かかるため最優先で申請を
  • STEP2:あきばれホームページへの問い合わせ:IT導入支援事業者として登録済みのため、公式サイトから補助金申請サポートを依頼できる
  • STEP3:事業計画書の作成:ホームページ制作による業務効率化・売上増加の計画を数値化して記載。専任コンサルタントがサポート
  • STEP4:交付申請・採択通知の受領:補助金ポータル経由で申請。採択後に「交付決定通知」を受け取る
  • STEP5:ホームページ制作の発注(交付決定後):交付決定通知を受けてから制作費・月額の支払いを開始する(交付決定前の支払いは補助対象外)

あきばれホームページの費用シミュレーション:2年間の総コスト

シミュレーション⑤:あきばれホームページ(初期49,800円+月額4,980円)

初期制作費

49,800円(1回のみ)

月額管理費×24ヶ月

119,520円(4,980円 × 24ヶ月)

補助対象経費の合計

169,320円(初期49,800円+月額119,520円)

補助率(デジタル化基盤枠・中小企業)

2/3中小企業標準

補助金額(概算)

112,880円(169,320円 × 2/3)

自己負担額(2年間)

56,440円月換算 約2,352円

シミュレーション⑥:あきばれホームページ(個人事業主・インボイス枠 補助率3/4)

補助対象経費の合計

169,320円(初期49,800円+月額119,520円)

補助率(インボイス枠・小規模事業者)

3/4小規模事業者最大補助率

補助金額(概算)

126,990円(169,320円 × 3/4)

自己負担額(2年間)

42,330円月換算 約1,764円

中小企業が通常のデジタル化基盤枠(補助率2/3)で申請した場合の月換算自己負担は約2,352円。個人事業主・小規模事業者がインボイス枠(補助率3/4)を使えば月1,764円まで圧縮できます。あきばれホームページは中小企業・士業に特化したホームページで補助金サポートが充実しているため、IT知識がなくても安心して申請できます。

ホームページ制作・CMS補助金申請での注意点4つ

ホームページ制作にデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を申請する際には、他のITツールとは異なる独自の注意点があります。見落とすと採択後に返還請求を受けるリスクもあるため、以下の4点を必ず確認してください。

注意点①:ホームページ制作費のみでは補助対象外

最も多い誤解が「ホームページの制作費さえあれば補助金を申請できる」というものです。デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)はITツール(ソフトウェア・SaaS)の導入費用を補助する制度であり、単純なホームページ制作費・デザイン費・コーディング費のみでは補助対象になりません。

「制作費のみ申請」が認められない理由と対策

認められないケース:ホームページのデザイン・コーディング費用のみをIT導入補助金で申請しようとするケース。デザイン・コーディングはソフトウェア・ITツールではなく「役務」として分類されるため、単体では補助対象外となります。
認められるケース:IT導入支援事業者として登録済みのWeb制作会社がCMS(WordPress・ペライチ等)の導入と一体となったホームページ制作サービスとして申請する場合。CMS月額費用・保守費用がセットになっていることが条件です。
対策:IT導入支援事業者として登録済みのWeb制作会社・CMS提供ベンダーを選ぶこと。補助金対象ツールとして登録されているサービスを明示的に採用してホームページを制作することが必須です。

IT導入補助金のベンダー選びについてはIT導入補助金ベンダー選び方ガイドをご参照ください。

注意点②:無料プランのCMS・ホームページサービスは補助対象外

ペライチ・Wix・ジンドゥー(Jimdo)などのCMSは無料プランが存在しますが、無料プランの利用料は補助対象経費になりません。補助金を受けるためには有料プランでの契約が必要です。

  • ペライチ フリープラン(0円):補助対象外。レギュラー(月2,950円)以上の有料プランへの切り替えが必須
  • Wix 無料プラン(Wixドメイン):補助対象外。コンボプラン(月1,100円)以上の有料プランが対象
  • ジンドゥー(Jimdo)無料プラン:補助対象外。GROWプラン(月990円)以上の有料プランが必要
  • WordPressのCMS自体(無料):オープンソースのCMS本体は無料だが、IT導入支援事業者経由のホームページ制作サービス(制作費+保守月額)が補助対象経費になる

現在無料プランを使ってホームページを運営している場合、有料プランへのアップグレードが「新規導入」として認められるかどうかはIT導入支援事業者・申請枠によって異なります。事前にベンダーに確認することを推奨します。

注意点③:海外CMSはIT導入支援事業者を経由した申請が必須

Wix・ジンドゥー(Jimdo)など海外に本社を置くCMSサービスは、日本のIT導入補助金制度に直接登録していない場合があります。これらのサービスをホームページ制作に使って補助金を申請するには、日本国内のIT導入支援事業者として登録済みの代理店・パートナー企業を経由する必要があります。

海外CMS補助金申請の注意点

Wixの場合:日本国内のWix代理店(Web制作会社)がIT導入支援事業者として登録されているケースが多い。Wixを使ったホームページ制作を補助金で行う場合は、IT導入補助金対応のWix代理店を探して依頼する必要がある。
ジンドゥー(Jimdo)の場合:KDDIウェブコミュニケーションズがジンドゥーの日本代理店を務めており、IT導入支援事業者として登録されているかどうかを公式に確認が必要。
リスク:IT導入支援事業者を経由せずに直接契約した場合、補助金の申請自体ができない。ホームページ制作を依頼する前に、必ずベンダー・代理店のIT導入支援事業者登録状況をIT導入補助金ポータルで確認すること。

注意点④:交付決定前のホームページ制作発注・支払いは補助対象外

補助金申請における最重要ルールのひとつが「交付決定前に費用を支払ってはいけない」という原則です。ホームページ制作においては特に以下の点で失敗しやすいため注意が必要です。

  • NG:申請中にホームページ制作の発注・着手金の支払いをする:補助金の採択・交付決定前に制作会社への発注・着手金支払いを行った場合、その費用は補助対象外となる。「採択されてから払う」と口頭で話しても、契約書の締結日が交付決定前であれば補助対象外になる可能性がある
  • NG:補助金申請前に有料CMSプランに切り替える:ペライチ・Wix等の有料プランへの切り替えを補助金申請前に行った場合、その月額分は補助対象期間の起算に影響する場合がある
  • NG:既存のホームページの月額保守費の「継続」を申請する:すでに支払っているホームページ保守費の継続費用は補助対象外。新規のツール・プランの導入として申請する必要がある
  • OK:GビズIDプライムの取得手続きを進める:補助金申請前でも、GビズIDプライムの取得手続きは早期に開始してよい。取得まで2〜4週間かかるため最優先で動く

GビズIDの取得手順についてはGビズIDプライム申請ガイドを、補助金申請の流れについてはデジタル化・AI導入補助金完全ガイドをご参照ください。

3ステップでわかる:ホームページ制作の補助金申請サービス選び方

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を使ったホームページ制作で最適なサービスを選ぶために、以下の3ステップで判断してください。補助金の取りやすさと自社のホームページの要件を両立させることが重要です。

STEP1:ホームページの規模・目的を決める

まず自社のホームページに求める規模・機能・目的を明確にします。これによって最適なCMS・制作サービスが絞り込まれます。

ホームページの規模・目的推奨CMS・サービス補助金申請の難易度
シンプルなLP・1ページのホームページ(集客・問い合わせ獲得)ペライチ(レギュラー/ビジネス)易(IT導入支援事業者登録済みで直接申請)
5〜20ページの会社案内ホームページ(中小企業・士業)あきばれホームページ / WordPress中(専任コンサルタントのサポートあり)
デザイン自由度の高いホームページ(クリエイター・店舗)Wix(ビジネスVIP以上)中(代理店経由での申請が必要)
ECサイト機能付きホームページ(ネットショップ)WordPress+WooCommerce / Wix eCommerce中〜高(EC機能加点で採択率向上)
大規模コーポレートサイト(50ページ以上・多機能)WordPress(カスタム開発)高(補助対象経費が大きく補助金額も増加)
最小コストのホームページ(個人事業主・副業)ジンドゥー(GROW)/ ペライチ(レギュラー)易〜中(月額が低いため補助金額は小)

補助金の観点では「補助対象経費の合計が大きいほど補助金額も増加する」

ホームページ制作の補助金では、補助対象経費の合計(制作費+CMS月額×24ヶ月)が大きいほど受け取れる補助金の絶対額が増えます。月額2,950円のペライチ(2年間約7万円の補助対象)より月額2万円のWordPress保守費(2年間約48万円の補助対象)の方が補助金の絶対額は大きくなります。ホームページに必要な機能を正確に洗い出し、適正な制作費・保守費を設定することが補助金最大化のポイントです。

STEP2:既存ツールとの連携・相性を確認する

ホームページを制作・リニューアルする際には、現在使っている他のITツールとの連携も確認が必要です。既存ツールとの相性がよいCMSを選ぶことで、ホームページ制作後の業務効率が最大化されます。

既存ツール・環境相性のよいCMS連携のメリット
freee・マネーフォワード(会計SaaS)WordPress(WooCommerce)/ ペライチホームページのEC売上データをクラウド会計に自動連携
Salesforce・HubSpot(CRM)WordPressホームページのお問い合わせフォームをCRMに自動登録
LINE公式アカウント・Chatworkペライチ / WordPressホームページのフォーム送信をLINE・Chatworkに通知
予約管理システム(STORES予約等)WordPress / Wixホームページに予約ウィジェットを埋め込み、集客自動化
Google Analytics・Search Console全CMS対応ホームページのアクセス解析・SEO改善サイクルを自動化
Slack・Teams(社内連絡)WordPress(プラグイン)/ Zapier連携ホームページのお問い合わせをSlack・Teamsに即時通知

既存の会計ソフトや業務ツールとの連携を補助金の事業計画書に記載することで「業務システム全体のDX化」として評価され、採択率が向上します。複数のITツールを組み合わせた申請についてはバックオフィスのAI補助金ガイドもご参照ください。

STEP3:IT導入支援事業者を選んで補助金申請を依頼する

ホームページ制作の補助金申請では、IT導入支援事業者の選択が採択率に直結します。補助金申請サポートの実績・スピード・コミュニケーションの三点で比較して選んでください。

  • 補助金申請実績が豊富なWeb制作会社を選ぶ:IT導入補助金の採択実績が多いWeb制作会社は、事業計画書の書き方・審査のポイントを熟知している。採択率が高くなる傾向がある
  • ホームページ完成後の保守体制を確認する:補助金申請では2年間の保守継続が前提になるため、ホームページ完成後のサポート・保守体制が整っているかを事前に確認する
  • GビズIDプライムの取得を最優先で進める:IT導入支援事業者を探すと同時に、GビズIDプライムの申請を開始すること。取得まで2〜4週間かかり、これが補助金申請のボトルネックになることが多い
  • 「補助対象ツールとして登録されているか」をポータルで確認する:IT導入補助金ポータル(https://it-hojo.jp/)で補助対象ツールとして検索し、申請を依頼したいWeb制作会社・CMSサービスが登録されているかを必ず確認する

IT導入支援事業者へ問い合わせ時に確認すべき5点

1. IT導入補助金の対象ツールとして登録されているホームページ制作サービス・CMSプランの確認
2. 申請できる枠(デジタル化基盤枠・EC機能付き等)と補助率・補助上限額の確認
3. 補助対象経費の範囲(制作費・月額保守費・AIプラグイン費等)の確認
4. 事業計画書の作成サポートの有無・費用
5. 交付決定から補助金受給・ホームページ完成までのスケジュールの確認

まとめ:ホームページ制作・CMS補助金は計画的な申請が採択の鍵

本記事の要点を整理します。

  • CMS搭載ホームページ制作は補助金対象:IT導入支援事業者(登録済みWeb制作会社・CMSベンダー)を経由した制作費+CMS月額がデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の補助対象になる
  • 補助率2/3で自己負担を大幅圧縮:制作費50万+月額2万のWordPressホームページなら2年間の自己負担が約32.7万円に。ペライチ ビジネスプランなら月換算1,313円まで圧縮できる
  • EC機能追加・AI機能搭載で採択率向上:ECサイト機能(WooCommerce等)やAIチャットボット・AI SEO機能を搭載することで補助金審査での加点評価が期待できる
  • 制作費のみの申請は認められない:デザイン・コーディング費用単体では補助対象外。CMS月額費用とセットになったサービスとして申請する必要がある
  • 無料プランは補助対象外:ペライチ・Wix・ジンドゥーの無料プランは補助対象にならない。有料プランへの切り替えが必要
  • 交付決定前の制作発注は厳禁:ホームページ制作の発注・着手金の支払いは交付決定通知を受け取った後に行う。GビズIDプライムの取得を今すぐ開始する

ホームページ制作の補助金申請で迷ったら専門家に相談

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)でホームページを制作する際は、IT導入支援事業者(Web制作会社)の選択が採択率を大きく左右します。当サイトの提携専門家・IT導入支援事業者への無料相談をご活用ください。「どのCMSが自社に合うか」「事業計画書の書き方は?」「補助対象経費をどう設定するか?」などのご相談をお受けします。補助金を活用して自社のホームページを低コストで制作・リニューアルするための最適なプランをご提案します。

制度の全体像についてはデジタル化・AI導入補助金完全ガイドを、GビズIDの取得についてはGビズIDプライム申請ガイドを、AIツール枠での申請についてはAI枠(デジタル化基盤枠)解説記事を、ECサイト制作の補助金についてはECサイト補助金活用ガイドをそれぞれご参照ください。

ホームページ制作補助金申請チェックリスト:申請前に確認すべき10項目

ホームページ制作でデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を申請する前に、以下のチェックリストで準備状況を確認してください。

#確認項目状態備考
1GビズIDプライムの申請を開始している□ 完了 / □ 未着手取得まで2〜4週間。最優先で手続きを開始
2依頼するWeb制作会社・CMSベンダーがIT導入支援事業者として登録済みか確認した□ 確認済み / □ 未確認IT導入補助金ポータルで検索して確認
3作りたいホームページの規模・機能・目的を整理した□ 完了 / □ 未着手ページ数・EC機能・AI機能の要否を明確に
4申請する枠(デジタル化基盤枠・EC機能付き等)をIT導入支援事業者に確認した□ 確認済み / □ 未確認ベンダーに相談して最適な枠を決定
5補助対象経費の範囲(制作費・月額・AIプラグイン等)を確認した□ 確認済み / □ 未確認コンテンツ制作費は対象外
6AI機能(AIチャットボット・AI SEO・AI画像生成)の搭載計画を立てた□ 完了 / □ 未着手AI機能を事業計画書に数値化して記載
7補助対象経費の合計と補助額の概算を試算した□ 完了 / □ 未着手制作費+月額×24ヶ月×補助率で算出
8補助金は後払いのため、先払い制作費の資金を用意できるか確認した□ 確認済み / □ 要検討補助金つなぎ融資の活用も検討
9事業計画書(ホームページ制作による業務改善・売上増加計画)の草案を作成した□ 完了 / □ 未着手数値目標(集客数・問い合わせ数・売上等)を明確に
10交付決定前にホームページ制作の発注・支払いをしないことを確認した□ 理解済み大原則。契約書の締結日が交付決定前もNG